【あんスタ】瀬名泉の年の離れた妹は溺愛されています Ⅱ (ページ5)

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月岡紬 side

春組とAちゃんで、動物園に行ったあとお泊まりにしたいらしく、連れて帰って来ると連絡があった。

古市｢帰ってきたらまず風呂だな。誰かA風呂入れてくれないか？｣

月岡｢なら俺行きますよ。後もう１人ぐらい居ると助かります。｣

高遠｢俺行く。｣

月岡｢ありがとう。色々準備して来るね。｣

『っま〜！！！』

佐久間｢帰りました！｣

準備に出ようとしたら、帰ってきた楽しそうなみんな。

『ちゅむ、♡♡』

茅ヶ崎｢A、紬のこと好きだよね。｣

月岡｢そうなの？嬉しいな。俺と丞とお風呂入ってお話聞かせて欲しいな？｣

『あい！おてて、！』

高遠｢手繋いで行きたいんだな。｣

月岡｢じゃ、ぱぱっと済ませちゃおうね。｣

すぐに着替えとか諸々準備して、お風呂へ向かう。Aちゃんはお風呂自体は苦手じゃないんだけど、眠い時とかだとグズグズなっちゃうから、ご機嫌なうちにいれとこうって言うこと。

月岡｢今日は何を見たのかな？｣

『ぞーしゃん！ Aたん、ぞーしゃんのおしぇなか、のうのー！』

高遠｢馬じゃないんだが……(笑)｣

『……？ぺんいんしゃん、いたねー？』

月岡｢可愛かった？｣

『うー！れも、くしゃい』

高遠｢確かに、臭いのかもしれないな。｣

月岡｢あははっ、あの臭いが好きな人って中々居ないもんなぁ…(笑)｣

Aちゃんに限らず、小さい子の感性って独特で面白いんだよね。大人では気付かないような視点から、色んなものを見てるんだ。

たまには、こんな時間も大切だね。

月岡｢しっかり洗えたら、幸ちゃんがAちゃんに作ってくれたお洋服が待ってるけど、洗えるかな？｣

月岡｢出来るよーって人？｣

『あーい！ Aたん、できうー！』

月岡｢いいお返事。ぱぱっと洗うからお目目ギューってしてね。｣

とにかく飽きないように時間との勝負。

綺麗に洗い終わり、俺達も洗って幸ちゃん作の服に着替えると、めちゃくちゃ可愛かった。

月岡｢たーちゃん、これやばくない？こんな可愛い子見た事ないんだけど。｣

高遠｢たーちゃんって呼ぶな。でも確かに可愛いな。｣

パンダの着ぐるみになっていて、とても似合っている。皆が溺愛する理由がよく分かる。

月岡｢みんなに見せに行こうねー？｣

『あーい！♡』

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