【あんスタ】瀬名泉の年の離れた妹は溺愛されています Ⅱ (ページ21)

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side 茅ヶ崎

仕事を終えて先輩と帰ろうとすると、綴から根回しのLIMEが来てた。要はAが迎えに行きたがってるから全員で集まって迎えられろってことらしい。４人で待ち合わせて、天鵞絨まで向かうと、ちょこんと立ってる可愛いの２人が居た。

茅ヶ崎「あれ見えます？ウチの可愛い子たち」

卯木「顔、ニヤけすぎてて気持ち悪いぞ(笑)」

茅ヶ崎「小馬鹿にしてますよね？！あの可愛さの前に人類はみなひれ伏すんです！！！」

卯木「してないよ。俺も可愛いと思ってるよ」

そんなことを言う先輩の顔は優しいおじいちゃんみたいだった。車を寄せて降りていくとぱああ、って嬉しそうな可愛い笑顔がふたつ広がった。大好きな紬に駆け寄ろうとしてたけどそれはよくないからってことで先回りして紬が抱き上げた。

月岡「Aちゃん、お迎え来てくれたの？」

『うっ♡ Aたんー、あーたかったのー！』

茅ヶ崎「会いたかったから迎えに来てくれたの？いっつも万里と喧嘩してるのにー(笑)」

俺がそう言うと、咲也が可笑しそうにくすくすと笑った。
なんかそんなに変なこと言った？？咲也に馬鹿にされたら俺わりと生きていけないけど…

佐久間「それ、綴くんにも言われてたんです！ Aちゃんは万里くんのこと大好きだもんね？」

『んぅー、、、しゅき、、、』

摂津「ハハッ、照れる必要ねえじゃん！俺も大好きだからおいで？」

紬に抱かれたままくしくしと恥ずかしがっているAを万里は優しく撫でたと思ったらふわりと抱き上げていた。なんと言うタラシなんだ摂津万里！！！！！

『ばんちゃ、、、ぎゅぅ、、、』

摂津「ん？お前甘えんぼの赤ちゃんみてえだな(笑)」

『うぅぅ、、、ばんちゃ、、きあい？』

摂津「俺別にAのこと嫌いなんて言ってねえけど？」

茅ヶ崎「ちょっと摂津万里君！流石に口説きすぎでは？？」

万里って顔はいいからAが本気で恋にでも落ちたら……ありとあらゆる方面から刺されかねないし俺の方がA好きだし？！

月岡「至くん……万里くんに嫉妬してるのかな？咲也くん、慰めてあげて？」

佐久間「え？！オレですか？えーっと、、オレは至さんのこと大好きです！」

卯木「茅ヶ崎顔がニヤけてるぞ(笑)」

そこ、自覚あるんだから笑わないの！！万里とAは2人の世界でイチャついたままだし俺の味方どこ？！

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