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A視点
章大お兄と入口に向かうとそこにはお兄達が立っていた。
相変わらず遠くから見てもイケメンだ..
私は心の中でそう思いつつお兄の元に向かった。
章大「いたいた。これでデート終わったよ」

信五「やっとか〜。最初の方の俺達は結構待ったんやぞ」

すばる「そうやで」

A「ごめん」

信五「ええで。これを計画した俺達が悪いんやし」

A「ありがとう」

なんか視線を感じる..
見ると忠義お兄が私の元にやって来た。
忠義「俺のマフラーは?」

A「えっとー」

私が困っていると章大お兄がやって来た。
章大「忠義お兄のは外したよ。忠義お兄の着けてデートするのは嫌だったからね」

忠義「ふーん..」

A「ま、まぁまぁとりあえず忠義お兄!マフラーありがとう」

私は笑顔で誤魔化した。
忠義「うん」

忠義お兄は私に耳打ちをした。
忠義「今度は二人きりでデートね」

A「うん..」

忠義お兄はクスッと笑い行ってしまった。
信五「なにしてるんや〜。帰るで〜」

信五お兄が呼んだので私は駐車場に向かい歩いていった。

信五「帰りも俺、運転するわ」

裕「ありがとう、ヒナ」

信五「ええで」

裕「じゃあAは俺と一緒に乗ろ〜や」

隆平「裕お兄ずるいやん。俺が一緒に乗るんやで」

お兄達が私の腕を引っ張る。
A「もぉ〜!お兄!私は助手席に乗る」

私は腕を離し、ドアを勢い良く閉め助手席に乗った。

私はいつの間にか眠ってしまっていた。

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作者名:月影ユリ | 作成日時:2018年2月13日 19時

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