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A視点
それから翌日、私は学校の下駄箱を開けたらラブレター、引き出しにもラブレターがありとても困った。
でもそのラブレターを見たお兄達がﾋﾞﾘﾋﾞﾘに破り捨てていった。
ラブレターを見つけた時のお兄の顔はとても怖かった。
私は今、教室で章大お兄と喋っている。
しばらくして私の元に一人の女の子がやって来た。
？「ねぇねぇ、Aさん」
A「あの〜貴方は？」
？「ごめんごめん。私は八雲茜です。よろしく」
茜さんは名前の通り髪の色が薄いオレンジ色だった。
A「よろしく茜さん」
茜「『さん』は堅っ苦しいから茜でいいよ」
A「じゃあ私もAでいいよ」
茜「それにしても転校早々大変だね」
A「そうなんだよね〜逆に困る」
茜「あー。今度私が守ってあげる」
茜は拳を作った。
A「ﾌﾌｯ、ありがとう」
？「茜〜」
茜の友達が名前を呼んでいた。
茜「ごめん。ちょっと行ってくる」
A「うん。行ってらっしゃい」
私は手を振り茜を見送った。
咲夜が私の顔をｼﾞｰｯと見ていた。
A「な、何？」
咲夜「いや、楽しそうに喋ってたから」
A「茜のこと？初めて友達出来たんだ〜」
咲夜「ふーん」
咲夜はつまらなそうに聞いていた。
A「興味ないなら聞かないでよ」
咲夜「別に興味ない訳じゃないけど．．」
A「えっ？なんてもう一回言って」
咲夜「もう言わねぇよ」
咲夜は机に突っ伏してしまった。
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作者名：月影ユリ | 作成日時：2018年2月13日 19時
