兄弟に愛され過ぎて困ってます (ページ11)

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咲夜視点
俺はAがいったのを確認し、少ししてから皆にバレないよう、逆の方向からAを捜した。

A視点
私はしばらくして、学校の屋上に着いたので、少し錆びた柵に肘をのせた。

咲夜視点
しばらくすると屋上に繋がるドアが開いていたので俺は屋上へと向かった。
俺が入るとその子は肩をﾋﾞｸｯとさせていた。
その子は柵に肘をつきながら空を見上げていた。

よく見るとAだった。
俺は緊張しながら話しかけた。
咲夜「よ、よぉ久しぶりだな」

A「久しぶり。咲夜元気にしてた？」

Aは俺に満面の笑みを見せながら話しかけてきた。

ずるいだろ．．その笑顔．．
俺は照れるのを我慢し話を続けた。
咲夜「元気、元気！」

俺は元気な行動を示した。
A「ﾌﾌｯ、そういう所は昔と変わってないんだね」

咲夜「Aもな」

A「え〜そうかな〜」

俺はその瞬間、今まで我慢していた事が一気に爆発してしまった。
俺はAに近づいて行き、Aは後ろに下がっていった。

Aには逃げる道が無くなっていて困っていた。

俺はその瞬間、Aの口にキスをした。
Aは引き離した。

A「ごめん．．行くね」

Aは屋上から出ていった。
俺はしばらく屋上にいた。
授業が始まっていたが教室には戻らなかった。