好きじゃないし ページ45
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「事情は何となく察したよ。
ついて来て、君を『司令官』の元へ案内するよ」
何の変哲もない壁に突然手をかざしたと思いきや、数字の表示されたキーボードが浮かび上がった。
ホークスは慣れた手つきでパスコードを入力すると、廊下の角の隠し扉が姿を現した。
「そういえばさ、さっきの少年いたじゃん？」
隠し扉の先にあった非常階段を駆け上がりながら、ホークスが話を始めた。
「あの子の言ってた『
んで、13歳以上になったら自動的に『
『個性改造』や毒ガス実験は勿論、厳しい戦闘訓練に耐え抜いた子たちだから、君がもし変な行動していたら あの子に殺されていたところだったよ」
ハハハ、と冗談混じりに話す男の言葉に、わけわからんが腹が立ってきた。
「……その話、本当なのかよ」
「当たり前だろう？Aの友達である君に、俺が嘘をつくわけないじゃないか」
「だったら、Aも同じルート辿ってきたのかよ」
「あぁ、そうだよ。あの子には
" 仕留める場合、相手が声を出さないように、まず喉から刺すというのは我々の中では常識です "
俺は静かに、初めてAの正体を知ったあの夜を思い出した。
「……色々心配だったけど、ちょっと安心したよ。
Aを心の底から好きでいてくれる誰かがいるってのを知ることができて」
小指を立ててウィンクしたホークスに、俺は思わず叫んだ。
「あ゛ぁ！？別に、好きとかそんなんじゃねぇわ！」
「はいはい。ま、俺はAが好きだけどね〜」
素直になりなよ。と付け足した彼は、後ろを登る俺を放って そそくさと最上階の扉を開けて姿を消した。
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瑞樹(プロフ) - この作品大好きです！ 更新を楽しみにしています！ (2022年12月8日 20時) (
レス) @page39 id: 92b8932be0 (このIDを非表示/違反報告)
フユフユ - これ最後夢主ちゃんとかも幸せになって欲しい (2022年6月26日 21時) (レス) @page29 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
むらかみ。(プロフ) - 新作待ってました！前作楽しませて読ませていただきました！！突然で申し訳ないですが、イメ画描かせてもらってもよろしいでしょうか？少し遅くなってしまうかもですが…(失礼)更新頑張ってください！！応援してます！！！！！ (2021年12月29日 20時) (レス) @page6 id: 49021efb12 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - あのさん» ありがとうございます！！！頑張って更新進めていきま〜す！！！ (2021年12月12日 19時) (レス) id: 3af9d9c4f9 (このIDを非表示/違反報告)
あの - 新作ですね！前作では完結おめでとうございます！(遅い)更新待っております！ (2021年12月12日 18時) (レス) @page15 id: 347eae7089 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきや | 作成日時：2021年12月8日 19時
