やってくる、明るい未来 ページ10
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「みんな職場体験おつかれ〜！」
久しぶりにみんながお互いの顔を合わせられたことの喜びなどで、話が盛り上がる食堂。
焦凍、と緑谷と飯田はヒーロー殺しに襲われたらしく、そのまま入院先から雄英に直行してきてくれた。
「A。サー・ナイトアイの事務所、どうだった？」
顔にガーゼを貼ったままの焦凍が、蕎麦をすすりながら視線だけ私に向けた。
「楽しかったよ。
色々、プロヒーローになる為に必要なものも学べたし、実際にヒーローらしい活動もさせてもらった」
「へぇ〜！ねぇねぇ、どんな活動したん？」
今度は麗日さんが私の顔を覗き込んだ。
「事務所周辺のパトロール。
あと………行方不明になっていた子供を救出した」
「ゆ、行方不明！？」
緑谷が声を裏返しながら驚く。
「……うん。本当は殺し屋の屋敷に入って、そこで関係者全員を確保するって依頼だったんだけど。
その屋敷で実際に殺しを行っていたのが、数ヶ月前から行方不明になっていた子供達だったの」
そう言った途端に、みんな俯き、黙り込んでしまった。
隣に座る焦凍は、私の顔を見ながら口の中に残っている蕎麦を飲み込み
そして、口を開けてこう質問した。
「……そいつら、大丈夫なのか」
「うん。多分。
私が救出した子は、警察に引き取られた後ちゃんと両親の元に帰されたって。
でも、他の子供たちは 私たちが駆けつけた時には、もう息を引き取っていた」
「そんな……」
話しながら パスタの上でくるくる回していたフォークを、音を立てないようにゆっくり皿に置いた。
「……残酷だと思ったよ。まだ見ぬ未来に胸を膨らませる子供たちの命を粗末に扱うなんて」
" 貴様にはやはり、ユーモアが足りない "
ふと、サーの言葉を思い出した。
「でも、こうやって悲しんでいても、亡くなった人は戻ってこない。
だから、もっと強くなって。そして…」
前を向き、口角を上げてこう言った。
「笑ってみせるんだ。
それが、私の思う一番素敵なヒーローだから」
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ゆきや(プロフ) - さくらんぼさん» 夢主ちゃんを、どうしても「生徒」として見てしまう相澤先生が見たかった。うん。 (2021年10月23日 9時) (
レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - 相澤先生との絡みが好きなんだが。はぁ〜好きです。 (2021年10月22日 23時) (レス) @page46 id: e98feceda5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - あのさん» いつもコメントありがとうございます！！うん、頑張る。頑張りまするぜ (2021年10月20日 22時) (レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - 猫毬かなめさん» わぁぁ！！コメントありがとうございます！！！そんなに喜んでもらえるなんて……照れますな(*´꒳`*)まだまだ頑張りますので、最後まで宜しくお願いします！！！ (2021年10月20日 22時) (レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
あの - ゆきやさん(；ω；｀*)このお話後ちょっとで終わるんですか( ｡ﾟДﾟ｡)終わらせないでぇぇぇ(。>д<)(訳:終わって欲しいけど終わって欲しくない)頑張って下さいぃぃぃ (2021年10月20日 18時) (レス) @page42 id: 347eae7089 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきや | 作成日時：2021年9月24日 22時
