第二の父親 ページ9
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一連の事件の騒動は、ナイトアイ事務所と警察の連携によって収められた。
私が抱きしめた子は、数ヶ月前から行方不明になっていた子だったらしく、事件の数日後に彼女は両親の元に帰されたらしい。
職場体験初日から ものすごい体験をしてしまったが、勿論、あれ以降も通常通り職場体験をした。
といっても、内容はとても平和なもので…
＊2日目
「笑う…そうじゃない。もっと口角を上げろ」
「こう、ですか？」
「……。今の貴様には『下手くそ』という言葉が一番適しているだろう」
「ひどい…！」
＊3日目
「感覚で戦うのは、相手が己より遥かに強い時だけにしろ。
戦闘時は常に頭を働かせろ」
「はい！」
「返事はいいが笑顔が足りない」
「はいっ！！」
＊4日目
「サー！只今戻りました！」
「……報告は、一息で元気に」
「5丁目から12丁目のパトロールをバブルさんと完了しました！」
「…よろしい」
まぁ、色々大変だった。ほんとに…色々。
でも、今までの自分にはなかったものが沢山身についた、とても有意義な体験だった。
「……ユーモアは、少しずつ身についてきたな」
制服に着替え、事務所を出る前に挨拶をしにサーの元へ行くと、真っ先にそう言われた。
「…！ありがとうございます！」
「但し、少し馬鹿っぽいところが出てきている」
「うっ、……はい」
馬鹿っぽい。…私の馬鹿が出てきてる？
「ヒーローになる上で基礎の基礎となるものは、今の時点でようやく身についただけだ。
学んだことは常に忘れるな。そして、その上で色んな経験や知識を積み重ねろ」
「はい！」
「それだけだ」
「はい。短い間でしたが、お世話になりました」
「あぁ。もう、来なくていい」
「えっ！？」
扉を開けてくれたサーの言葉に、目を丸くする。
この扉から早く出て行けってこと？
え、怖っ
「……貴様にはやはり、
あぁ、なんだ。冗談ね。
そんな真面目な顔して言われちゃ、本当だと勘違いしちゃうよ。
「…ふふっ。そうですね、いつかはサーを超えてみます！」
「馬鹿にはならないように」
「はい。馬鹿にはなりませんよ〜」
賢く、ユーモアもあって、馬鹿ではない。
……そう言うなんて。やっぱり、この人面白いな。
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ゆきや(プロフ) - さくらんぼさん» 夢主ちゃんを、どうしても「生徒」として見てしまう相澤先生が見たかった。うん。 (2021年10月23日 9時) (
レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - 相澤先生との絡みが好きなんだが。はぁ〜好きです。 (2021年10月22日 23時) (レス) @page46 id: e98feceda5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - あのさん» いつもコメントありがとうございます！！うん、頑張る。頑張りまするぜ (2021年10月20日 22時) (レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - 猫毬かなめさん» わぁぁ！！コメントありがとうございます！！！そんなに喜んでもらえるなんて……照れますな(*´꒳`*)まだまだ頑張りますので、最後まで宜しくお願いします！！！ (2021年10月20日 22時) (レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
あの - ゆきやさん(；ω；｀*)このお話後ちょっとで終わるんですか( ｡ﾟДﾟ｡)終わらせないでぇぇぇ(。>д<)(訳:終わって欲しいけど終わって欲しくない)頑張って下さいぃぃぃ (2021年10月20日 18時) (レス) @page42 id: 347eae7089 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきや | 作成日時：2021年9月24日 22時
