勘違いバカ ページ28
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Aside
「いい天気…」
散歩なんてしたことなかったけど、週末の朝の散歩っていいね。
気まぐれで外出てみたけど、来てよかったかも。
「……そういえば、今何時だ？」
まだみんな起きていなかったけど、そろそろ起きてくる時間かな。
電源を落としたままのスマホのキーを長押しし、表示された時間を確認する
ところだったが…
「はぁ！？」
(轟焦凍：不在着信)
(轟焦凍：不在着信)
(轟焦凍：不在着信)
(轟焦凍：不在着信)
(轟炎司：不在着信)
(轟焦凍：不在着信)
(轟炎司：不在着信)
(轟焦凍：不在着信)
(轟焦凍：不在着信)
スクロールしてもキリのない、不在着信の通知。
所々お父さんの名前があるのも気になる。
…何か嫌な予感がする。
時間を確認することすら忘れて、行ってきた道を走って戻る。
玄関で靴を揃えずに脱ぎ捨てて、焦凍の部屋に向かおうとした
が
「……親父、どうすればいいと思うか」
「駆け落ちだなんて…Aもいつの間にかオトナになったんだな」
焦凍と、お父さんの声が聞こえた。
お父さん来てるの？いや、そんなわけないか。
じゃあ電話かな…
物陰に隠れながら、こっそりと様子を伺う。
後ろ姿ではっきりとは見えないが、スピーカー状態で通話をする焦凍は、コーヒーテーブルの上にのせたスマホに向かって真剣に話をしている。
「" ちなみに、相手は "」
「爆豪だ」
「" また面倒な奴を選んだな "」
「あぁ、俺にしておけばよかったのに」
駆け落ち。相手。爆豪。
この３つの言葉と、大量の不在着信の通知で大体のことは察することが出来た。
「『君の運命の人は僕じゃない』ってやつは、俺にも通用すること＿＿＿」
「しゃらっぷ！」
「でッ！？」
後ろから忍び、頭からチョップを食らわす。
誤って舌を噛んでしまった焦凍だったが、そんなことも気にせずに 勢いよく振り返った。
「……はっ！A…！！」
「何勘違いしてんの？てか何でお父さんと通話までしてんのよ」
「ちがっ、お前…爆豪と一緒に逃げたんじゃ」
「は…？そんなことしてないけど」
「" A？おいA、そこにいるんだな！？ "」
「いるよ〜？いるんで、通話はここで終了させて頂きますね」
ソファの後ろから身を乗り出して、テーブルの上のスマホに表示される
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ゆきや(プロフ) - さくらんぼさん» 夢主ちゃんを、どうしても「生徒」として見てしまう相澤先生が見たかった。うん。 (2021年10月23日 9時) (
レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - 相澤先生との絡みが好きなんだが。はぁ〜好きです。 (2021年10月22日 23時) (レス) @page46 id: e98feceda5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - あのさん» いつもコメントありがとうございます！！うん、頑張る。頑張りまするぜ (2021年10月20日 22時) (レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - 猫毬かなめさん» わぁぁ！！コメントありがとうございます！！！そんなに喜んでもらえるなんて……照れますな(*´꒳`*)まだまだ頑張りますので、最後まで宜しくお願いします！！！ (2021年10月20日 22時) (レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
あの - ゆきやさん(；ω；｀*)このお話後ちょっとで終わるんですか( ｡ﾟДﾟ｡)終わらせないでぇぇぇ(。>д<)(訳:終わって欲しいけど終わって欲しくない)頑張って下さいぃぃぃ (2021年10月20日 18時) (レス) @page42 id: 347eae7089 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきや | 作成日時：2021年9月24日 22時
