正夢（リクエスト） ページ27
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焦凍side
「俺って、Aにとっての何なんだ…？」
布団の上に大の字になって、手足を広げる。
爆豪がAと話している時、なんか…モヤっとした。
何でだ？別に、俺は爆豪のこともAもことも嫌いじゃねぇのに。
でも、嫌な感じがした。もしかして、爆豪が前に言っていた『しすこん』ってヤツか？
しすこん……まざこん、しすこん。
俺、本当はAのこ と
どう…思って……る、
(轟焦凍 23時57分 就寝完了)
＊＊＊＊＊＊＊＊
「おい、バクゴーいねぇのかよ！？」
「Aちゃんも行方不明だなんて…」
共有スペースで、クラスのみんなが慌てて電話を掛けたり、走り回っている。
行方不明？爆豪と、Aが？
何が起きた…みんな、何があったんだよ
「轟！何ぼーっとしてんだよ！」
肩を強く叩かれ、後ろを振り向く。
焦った顔の切島が眉間に皺を寄せて、口を開いた。
「お前、2人の行方知らねぇのかよ！？」
「し、知らねぇ。俺も…今それを知ったばかりで」
「じゃあ お前は相澤先生のところに連絡な。
飯田と八百万は2人の実家に電話掛けてっから、俺たちはまず教員のところに報告だ」
「あ。…あぁ」
珍しく強引な切島に押されて、わけも分からないまま玄関まで歩いていく。
足を動かすのがいつもよりも重い。
靴を履き、玄関を開けたところで
俺は目の前の階段から転げ落ちた。
「はッッ…！！！」
自分の出した声に、眠りから覚醒される。
布団を握る手が 妙に湿っている。
残暑のせいか、先程の悪夢のせいか、シャツの背中の部分が汗で貼り付いている。
「……くそ、」
顔にかかった髪を払い、掛け布団を投げ捨てる。
洗面所に行くと、まるで悪魔に襲われたかのような青ざめた自分の顔が 鏡に写っていた。
夢の中での出来事が、現実世界とほぼ同じだった。
切島に叩かれた肩には、まだ感触が残っている。
そうだ。Aのところに行けばいい。
時間もまだ早いし、向かい側の部屋だから
どうせすぐ落ち着く……
「………嘘だろ」
ベッドは、綺麗に整頓されて
持ち主であるAであるの姿はなかった。
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ゆきや(プロフ) - さくらんぼさん» 夢主ちゃんを、どうしても「生徒」として見てしまう相澤先生が見たかった。うん。 (2021年10月23日 9時) (
レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - 相澤先生との絡みが好きなんだが。はぁ〜好きです。 (2021年10月22日 23時) (レス) @page46 id: e98feceda5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - あのさん» いつもコメントありがとうございます！！うん、頑張る。頑張りまするぜ (2021年10月20日 22時) (レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - 猫毬かなめさん» わぁぁ！！コメントありがとうございます！！！そんなに喜んでもらえるなんて……照れますな(*´꒳`*)まだまだ頑張りますので、最後まで宜しくお願いします！！！ (2021年10月20日 22時) (レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
あの - ゆきやさん(；ω；｀*)このお話後ちょっとで終わるんですか( ｡ﾟДﾟ｡)終わらせないでぇぇぇ(。>д<)(訳:終わって欲しいけど終わって欲しくない)頑張って下さいぃぃぃ (2021年10月20日 18時) (レス) @page42 id: 347eae7089 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきや | 作成日時：2021年9月24日 22時
