自己犠牲 ページ18
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八百万side
「……すみません…泡瀬さん、」
「そんなこと言ってる場合か！今は自分のことだけ考えろ！！」
動けなくなった私を、泡瀬さんが引いて森を駆け抜ける。
すぐ後ろには、USJ事件でいた脳無のような
『個性』を使って応戦したはずなのに、全く歯が立たなかった。
敵連合の一人も拘束出来ないまま 大怪我を負い、おまけに他人に迷惑をかける。
本当に、不甲斐ない。
「っごめんな、俺包帯持ってねぇんだ！！」
「…それなら……私の…」
「違ぇよそういうことじゃねぇんだよ！！
そもそも重症のお前にそんなことやらせる程鬼じゃねぇよ俺は！！」
どんどん敵との距離が縮まってくる。
動くことすら ままならない私は、泡瀬にとってはただのお荷物。
こんな私など、早く置いて逃げればよかったのに
「わ、あっ！」
地面から浮き出た木の根に、泡瀬さんがつまずく。
彼も私も、固い土に投げ出された。
目の前には、すぐ敵が。
逃げられない。
攻撃される。
もう、
「ぅがッッッ＿＿＿！！！」
短いうめき声が聞こえたと共に、敵が横に吹っ飛ばされた。
飛ばされた先を見ると、ある人が敵の上に仰向けで倒れていた。
「A、さん……？」
赤と白の特徴的な髪色ですぐに分かった。
けれど、どうして彼女がここに…
そこに吹き飛ばされたのかが分からなかった。
「……やお、よろず…頭下げろ、！」
ボロボロになった身体を起こしながら、彼女は声を荒げた。
地面に伏せたのと同時に、私の頭上を『蒼い炎』が通った。
「くっそ！敵は一人じゃないってかよ…！」
「あぁ？ゴキブリみたいな扱いすんなよ。
餓鬼が」
上に跨っていた脳無を一瞬にして凍らせ、彼女は走り出した。
その先にいたのは、先程の『炎』の持ち主である敵。
「おい、！そこのB組の奴！！
立てるか！？」
「たっ…立てる、けど」
「じゃあ八百万さん連れて逃げて！！」
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ゆきや(プロフ) - さくらんぼさん» 夢主ちゃんを、どうしても「生徒」として見てしまう相澤先生が見たかった。うん。 (2021年10月23日 9時) (
レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - 相澤先生との絡みが好きなんだが。はぁ〜好きです。 (2021年10月22日 23時) (レス) @page46 id: e98feceda5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - あのさん» いつもコメントありがとうございます！！うん、頑張る。頑張りまするぜ (2021年10月20日 22時) (レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - 猫毬かなめさん» わぁぁ！！コメントありがとうございます！！！そんなに喜んでもらえるなんて……照れますな(*´꒳`*)まだまだ頑張りますので、最後まで宜しくお願いします！！！ (2021年10月20日 22時) (レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
あの - ゆきやさん(；ω；｀*)このお話後ちょっとで終わるんですか( ｡ﾟДﾟ｡)終わらせないでぇぇぇ(。>д<)(訳:終わって欲しいけど終わって欲しくない)頑張って下さいぃぃぃ (2021年10月20日 18時) (レス) @page42 id: 347eae7089 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきや | 作成日時：2021年9月24日 22時
