余裕なし ページ16
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「はぁっ、はぁっ……！」
突然飛び出してきた、トカゲのような見た目をした男と戦闘を始めてから、約数分。
ダメだ。何が起きているのかが分からない。
急にテレパシーで脳内に送られてきた言葉が、
「生徒全員の『個性』の使用を許可する」
って何よ！？
なのになんで…
なんでこんなことが起きているのよ！？
「おいおいおい、逃げてばっかじゃヒーロー務まらないぞ」
トカゲが目隠しの裏から私を睨み、マウンテンナイフを私に向けた。
「……そうだね。それで質問だけど、君は私を殺すつもりなの？」
テレパシーでは、師匠が狙われていると聞いた。
それが本当かどうかは別として、こいつらは私たちをどうするつもりなの？
「あぁ？まぁ、殺すに決まってるが。
特に 体育祭での結果が上位の奴に出会ったんだ。殺さないわけにはいかねぇだろ？」
「回答してくれてありがとう。
じゃあ、こっちもそれ相応のことはさせてもらうよ」
『左』からナイフを造る。
さっき別れた緑谷は大丈夫かな。
プッシーキャッツのとこの子供を助けに行くって言ってから結構経つよね。
……ま、そんなことはいいか。
今の私には、目の前の敵を倒すのが最優先だ。
「おらッ…よそ見してんじゃねぇ！！」
聞いたことのあるセリフを吐いたトカゲ。
薙ぎ付けられたナイフを瞬時に打ち落とし、攻撃を躱したところでそいつの顔を『右』で掴む。
「ぐぁあああッッ！！！！」
掴んだ顔を、そのまま『炎』で燃やす。
隙が出来たところで『氷結』を出してそいつの動きを封じた。
「……弱っ」
「あ゛？？テメェ、もういっぺん言ってみろ」
「その氷抜け出してからにして。
君みたいな奴に構ってる暇はないんだよ」
うるさく動くそいつの焦げた顔面を凍らせ、私は森の中を走っていった。
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ゆきや(プロフ) - さくらんぼさん» 夢主ちゃんを、どうしても「生徒」として見てしまう相澤先生が見たかった。うん。 (2021年10月23日 9時) (
レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - 相澤先生との絡みが好きなんだが。はぁ〜好きです。 (2021年10月22日 23時) (レス) @page46 id: e98feceda5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - あのさん» いつもコメントありがとうございます！！うん、頑張る。頑張りまするぜ (2021年10月20日 22時) (レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - 猫毬かなめさん» わぁぁ！！コメントありがとうございます！！！そんなに喜んでもらえるなんて……照れますな(*´꒳`*)まだまだ頑張りますので、最後まで宜しくお願いします！！！ (2021年10月20日 22時) (レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
あの - ゆきやさん(；ω；｀*)このお話後ちょっとで終わるんですか( ｡ﾟДﾟ｡)終わらせないでぇぇぇ(。>д<)(訳:終わって欲しいけど終わって欲しくない)頑張って下さいぃぃぃ (2021年10月20日 18時) (レス) @page42 id: 347eae7089 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきや | 作成日時：2021年9月24日 22時
