本性（キャラ崩壊注意） ページ32
.
「ヤバいヤバい、早くどうにかしろって！」
「隠す？隠していいの！？」
「でもこれ2人にバレたら、ここにいる全員がﾀﾋぬのは確実なんだよ！」
「おい早くしろよ！
もうすぐ帰ってくんだぞ！？」
新品のソファに、幼い姿のAが座らされている。
あたふたする様子の周りを気にすることもなく、ただ人形のように大人しくしていた。
「……ただいま」
「帰ったぞ」
「ばっ、爆豪！？」
「あぁ………。俺もうﾀﾋんだわ」
噂をすればのこと。
予定よりも少し早く帰ってきた2人の姿を見た途端、騒がしかった空間は一瞬にして静まった。
「っておいテメェら、何こそこそしてンだよ」
「こそこそって…別に〜？」
「ウソクセェ顔してんじゃねぇぞ。
何隠してやがる」
「そ、それは…」
囲むようにしてAに群がり 隠そうとしていたが、察しの良い爆豪にバレるのは時間の問題。
ほとんどの人がそう思っていた矢先、ある人から爆弾発言が投下された。
「……お。Aじゃねぇか」
禁句をついに言ってしまった轟に、爆豪以外の全員が固まった。
轟は周りの奴らをどかし、小さくなったAの前にしゃがみ込んだ。
「……しょー、と？」
控えめな高い声が、静かに響いた。
「あぁ、焦凍だ。帰り遅くなっちまってごめんな」
白い手を、壊れ物を扱うように優しく包んだ。
こんな状況になっても冷静に対応ができる。
さすがはツートップ。
そう、誰もが思ってたいた。
が
「…しょーと、鼻血……だいじょうぶ？」
「おおっと！ここでお兄さんアウトー！！」
「可愛い妹の姿にはやはり耐えられなかったんだね」
「誰かティッシュ持ってない〜？」
「悪ぃ。ちょっと、興奮しちまったかもしんねぇ」
「やめろ轟。誤解を招く言い方だぞ」
轟焦凍：アウト
「…A、俺だ。覚えているか？」
「今度は爆豪選手の出番！さぁ果たしてどのような対応を取るのか！？」
「……おにいちゃん、だれ？」
「爆豪勝己。かつきって呼んでくれ」
「かつきお兄ちゃん…？」
「ゴフッ」
「あああああ！！！かっちゃぁぁん！！」
「爆豪が、爆豪が倒れた！」
爆豪勝己：死亡
「悪い。一回Aを返してくれねぇか？」
「なんでよ。てか鼻血止めてからにして」
「Aを吸いたい」
「マジで帰れ。峰田になる前に頭冷やして帰れ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2412人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆきや(プロフ) - さくらんぼさん» 夢主ちゃんを、どうしても「生徒」として見てしまう相澤先生が見たかった。うん。 (2021年10月23日 9時) (
レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - 相澤先生との絡みが好きなんだが。はぁ〜好きです。 (2021年10月22日 23時) (レス) @page46 id: e98feceda5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - あのさん» いつもコメントありがとうございます！！うん、頑張る。頑張りまするぜ (2021年10月20日 22時) (レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - 猫毬かなめさん» わぁぁ！！コメントありがとうございます！！！そんなに喜んでもらえるなんて……照れますな(*´꒳`*)まだまだ頑張りますので、最後まで宜しくお願いします！！！ (2021年10月20日 22時) (レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
あの - ゆきやさん(；ω；｀*)このお話後ちょっとで終わるんですか( ｡ﾟДﾟ｡)終わらせないでぇぇぇ(。>д<)(訳:終わって欲しいけど終わって欲しくない)頑張って下さいぃぃぃ (2021年10月20日 18時) (レス) @page42 id: 347eae7089 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆきや | 作成日時：2021年9月24日 22時
