尊重 ページ18
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「はぁっ、はぁっ……初日から…これって…」
周りの木々は凍りづけになっている。
『個性』が自分の意思で出せるようになったものの、コントロールなんて皆無。
バクゴウカツキに向けたはずのものは、避けられたせいもあり、ほとんどが罪のない植物を凍らせた。
「まぁ、素質あるんじゃねぇか？」
「この状況でそれ言える？」
いつの間にか敬語を外し、タメ口で話す自分がいた。
「……時間、遅くっちゃったね。
今日はありがとう。また来てもいいかな」
「あぁ。でも、その前に一つ」
人差し指を立てて、バクゴウカツキはそう言った。
「お前、『個性』
「え？使ってたよね？」
「違えよ。氷じゃなくて、炎の方だ」
身体の熱が一気に覚めた。
春の季節でもなく、私の氷のせいでもないだろう。
「………言ったでしょ。父親が嫌いだって」
「父親が炎、母親が氷…か。
…悪いな。嫌な質問しちまった」
「いや、大丈夫。気にしなくていいよ」
モヤモヤした気持ちのまま森を出たが、その先の 家までの道のりはとっても楽なものだった。
炎の話をした時に、猫に小判だの面倒なことを言われたり、説得して右を使うように言わなかったこと
気分を悪くしたなら謝る、など私のことを優先に考えてくれたその振る舞いが、
なんだかんだで、初めてだったんだなって気づいた。
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名無しさん(プロフ) - ゆきやさん» ありがとうございます！頑張って下さい！ (2021年9月11日 9時) (
レス) id: 973d1bdfc4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - さくらんぼさん» うぇぇえええい↑↑↑この先からの展開がメインなので、新章でもよろしくだせ〜！！！ (2021年9月11日 9時) (レス) id: 4e91871b88 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - 名無しさんさん» あぁごめんなさい！新章はもう少ししたら上げる（準備中）なので、少々お待ち下さい。ごめんなさい！！！！早く準備終わらせてきます！！！！ (2021年9月11日 9時) (レス) id: 4e91871b88 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん(プロフ) - 突然すいません！うらつく初めて歯が浅いのでわからないことが多くこの作品のパスワードがわからないのですがお聞きしてもいいですか？お願いします！ (2021年9月10日 23時) (レス) id: 973d1bdfc4 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - ゆきやよ、君の作品は世界二に俺は大好きだよ。世界一はもちろんゆきやだぁ！！(例の茶番です)題名の伏線(？)大好きっす！ (2021年9月10日 23時) (レス) id: e98feceda5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきや | 作成日時：2021年8月19日 17時
