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ep.5 ページ5

公園にはベンチと
ブランコ、滑り台
それからよく分からない
アスレチックのような物があるだけ

すぐ近くにあるベンチに座ると
テテは自分のリュックから
絆創膏を取り出して私の頬の
血が出てるであろう部分に貼った



「顔に絆創膏って..」

TH「大丈夫、これは目立たないやつだよ
薄くて柔らかい肌色のだから
...でもAは色が白いからちょっと
目立っちゃうかも..」

「....」

TH「A、本当にごめん..
学校から帰る時 見かけて
そしたらジウとジウのお兄さんと
もう1人知らない男が居たから
気になって後をつけたんだ」

「そうなの?」

TH「ん..そしたらボウリング楽しそうだし
手なんか握って顔も近いし..
挙げ句の果てに服まで選ぶなんて
許せなかった...」

「...」



やきもち、嫉妬
分かってるけどそれは私だよ..
だって知ってるよ?
今テテが隣のクラスのあの子と
浮気してるって
なのに私に対して嫉妬?やきもち?

もう、私にはテテが分からないよ


その後どうやってテテと別れたのかは
覚えてないけど私は家に帰るために
電車をホームで待って居た

" 強風の影響で少し電車が遅れております
皆様にはご迷惑をおかけ... "



?「強風の影響かな」

「???」



誰かに髪を触られた気がして
声のした方を向くと見知らぬ男性が立って居た
その手には何かの花の花びらがあった



?「お姉さんも綺麗だし髪まで綺麗だから
花が嫉妬して風を利用して
髪に貼りついたみたいだね」

「え、..?」

?「恥ずかしい?恥ずかしいよね笑
こんなセリフ笑笑」

「ふふ、」

?「あ、笑った..笑った顔も
素敵ですよ、お姉さん
あ!ナンパじゃないですからね?!」

「ふふ、分かってますよ、笑」



さっきテテに他の男と話さないでと
言われたのを思い出したけど
テテとの日々に疲れててこんなに
笑ったのは久しぶりで楽しくて
思わず見ず知らずの男性なのに
電車に乗ってからもずっと話していた



「あ、次降りなきゃ」

?「え、本当?俺もだよ」

「そうなんですか?」

?「うん、ここの近くで働いてるんだ」



話しながら駅を降りると
さっきまで晴れていたのに
いきなり大雨が降ってきて
仕方なく近くのカフェで休んで
雨が上がるのを待つことにした

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設定タグ:bts , ばんたん , 防弾少年団   
作品ジャンル:恋愛
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ウ ル(プロフ) - めっちゃいい!!!ほそくらびん。 (2018年8月25日 22時) (レス) id: 6b5ab2d92e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:める | 作成日時:2017年11月17日 22時

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