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ep.25 ページ25

身体を離すとおっぱは
何事もなかった様に
いつもみたいに話し出した



JH「とりあえずもう一度
会って聞いてみたらどうかな?
そしたら可愛いって言ってくれるかも
しれないしさ!」

「..うん、...」

JH「そんな顔しないの〜!笑
Aちゃんは笑顔が可愛いんだから、ね?
じゃあ、俺はそろそろ仕事戻るから」

「あ、ごめんなさい、おっぱ
まだお仕事中なのに..」

JH「ううん、もうあとたぶん
閉店作業だけだし、平気平気!
いつもナムジュナは先帰るし
たまにはやらせたって構わないっしょ!笑
じゃ、また遊びに来てよ、ね?待ってる」

「うん、..じゃあ、また」

JH「うん!じゃあね〜!」



玄関が閉まり鍵を掛けようとした時だった
いきなりまた玄関のドアが開けられて
思わずそのままドアと一緒に引っ張られた



「っ、わ!!」

TH「っ、...ごめん、」

「..テテ、?」

TH「....良い?」

「....うん、..ちょっと待って
外で話そう」



何となくさっきまでホソクおっぱと
2人で居た部屋にテテと2人になるのが
気まずくてぱぱっと着替えだけして
マスクをして外へと向かった

歩いて数分の距離にある公園へ入り
テテに促されるがままブランコに座った

テテはなにを言うでもなく
ただブランコを漕いでいた



「...急に、なに、?」

TH「....いや、泣いてた、から」

「......泣かせたのは誰?」

TH「ごめん、」

「自覚あるんだ、..」

TH「....」



可愛くない...
そんな事 自分が一番よく分かってる
でも 私の中でもう限界だった

テテのために可愛くするのも我慢するのも
言う通りにするのも 何もかも
だから 自分から終わりにしたかった



「テテ...終わりにしよう」

TH「..」

「私たち、やっぱり無理だよ
私の気持ち テテは分かってくれないし
私もテテの気持ち、よく分からない
テテに大切にされてるって
私、胸を張ってみんなに言えない
自信がないよ、テテの彼女だって」

TH「....」

「...」

TH「......」

「..ねえ、...なんで何も言わないの、っ...」

TH「、っ、...ごめん、..A、....」

「......」



私がテテに言いたいことを言ったのは
初めてだった

そして、テテがこうやって
泣いてるのも初めてだった

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設定タグ:bts , ばんたん , 防弾少年団   
作品ジャンル:恋愛
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ウ ル(プロフ) - めっちゃいい!!!ほそくらびん。 (2018年8月25日 22時) (レス) id: 6b5ab2d92e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:める | 作成日時:2017年11月17日 22時

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