ep.16 ページ16
私とテテの何とも
伝えられない空気感に
気付いたのか何か
ナムジュンおっぱがすかさず
いつもの接客の様に席をご案内した
RM「当店のご利用は初めてですよね?」
TH「はい、ただ.....
知り合いが働いてるから」
RM「..知り合い...当店にはスタッフが
僕を含めて6人いるんですが..」
TH「...そこの、お兄さんです
俺の知り合い」
JH「おお、..そうそうナムジュナ
俺の知り合いだから俺が切るよ」
RM「...そうか、じゃあ頼んだぞ?」
JH「おっけ、任せて〜!」
「....」
そんな話をしてる間もテテは鏡越しに
私から目を離さなくて
私はその目から逸らせなくて動けなかった
ごく普通にカットもシャンプーも終わり
スタイリングまで何事も無く終わった
JH「えっと、高校生だから
学生料金で..知り合いだから
10%引いちゃうね?なので合計で
4570円です〜」
TH「はい、1万円あげるお釣りは要らない
ただ、Aに近づかないでください」
JH「え?」
「っ、ちょ、テテ、?!、!」
そう言った瞬間テテに手を掴まれて
ただひたすらぐいぐい引かれ
お店を後にした
「ね、痛い..っ、痛いってば!!!」
TH「...」
ありったけの力でテテの手を振り払うと
こっちを向くわけでも掴み直すでもなく
ただその場に立ち尽くしたまま固まった
「いきなり、何、?」
TH「....」
JH「Aちゃん!!!」
「!!..ホソクおっぱ?」
JH「はぁっ、..若い子たちに追い付くのは
大変だよ、...はい、君、..
確かテヒョンくん、だっけ?
お釣りは渡さなきゃいけないから、はい」
走って追いかけて来たであろう
ホソクおっぱはテテにお釣りを渡すと
私の隣に立った
JH「で、何の勘違いだか知らないけど
Aちゃんを取ろうとしてるわけじゃない
ただ、近づかないとか 会わないとかは
約束出来ないし嫌だから」
TH「は、?」
JH「Aちゃんに会わないとか、無理
会うと元気出るし楽しいし
Aちゃんの笑顔、好きだから、俺
だから約束は出来ない、わりいな
で、まだ手伝って欲しいから
Aちゃん、美容室戻るよ、じゃあね」
「あ、..はい、....」
TH「....」
テテが追いかけて来たらどうしよう
そんな悩みは考えすぎだったみたいで
テテが追いかけてくることもなく
私はホソクおっぱと美容室に戻った
162人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ウ ル(プロフ) - めっちゃいい!!!ほそくらびん。 (2018年8月25日 22時) (レス) id: 6b5ab2d92e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:める | 作成日時:2017年11月17日 22時