お嬢様と騎士【そうま】 (ページ13)

今日:6 hit、昨日:5 hit、合計:1,966 hit

続きページ13

ふっふっふ…

頭良すぎる俺w

それはね、
隣の子が俺のリスナーじゃなくて、KnightAのこと知らなかったとしてね？悲しいけど
ちょっと興味持ってもらいたいのよね？

それで俺思いついちゃったんよ

ちょっと隣の子に聞こえる声で話せばちょっと興味持ってもらえるんじゃないかと思ってね

ちょっと聞こえる声で話して〜

KnightAってなんだろう？調べてみよ〜ってなって〜

え！かっこいい！ってなって〜

もっと知りたいってなって〜

そうまさんってかっこいい！大好きっ！！

ってなるのが俺の理想よ。

ふっ…完璧な流れ…

あとは実行だ〜！

『あ〜、お兄さ〜ん、ちなみになんですけど〜KnightAで誰か推しとかいますか〜？』

確実に聞こえる声だ……プラスイケボ…

「あ〜、実は俺あんまり知らないんすよね〜ごめんなさい」

よしよし…お兄さんよくやってくれた……

『マジっすかw俺ら〜KnightAって歌い手グループ入ってるんすよね？』

「あ〜それは知ってますw」

美容師さんだけに説明してるわけじゃないの！！

『それでね？KnightA今5人なんだけど、みんないいやつなんすよ〜…まじで…』

「いいグループじゃないっすか〜」

『ね？そうなんすよ。で、色んなことができる活動者が集まった、最強のグループなんすよ』

「ふむふむ」

『そのうちのひとり俺〜っ』

「はい」

『そのグループがね今度ライブとお話会が開催されるのよね？』

「ほお」

『だから推し決めたいなら来てもらった方がいいっすね。一応みんなのイラスト見せますわ』

「個人的にてると？さんのイラストかわいいっすね」

『そうなのよ』

「そうまさんのもかっこいいっす｣

『あざす』

これで少しは隣りのお嬢様も興味持ったかな？
全部ここで言うとそうなんだ〜で終わっちゃうかもだから全部は言いませ〜ん。ライブで見て欲しいな。なんか焦らしてる気分w
美容師さんにはライブの宣伝もできたしお嬢様にはライブがあることもアピールできた！

「ちょっと行ってみたくなりましたわw」

『よっしゃ〜！』

「カラー剤作って来ますね」

『はーい』

よし。これでちゃんとチラ見できる……！

へっへっへ