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「明日講義午後からだよね?」


大学の最初の講義で隣の席だった瑠琉(るる)


『そうだね』


「今日飲み行こ」


『いいけど課題明日までだよ?』


あっ、という顔をした瑠琉(るる)

終わってないな


『飲み行く?』


「、、やめときます」


『うん、がんばれ』



あー、なんて嘆いてテーブルに伏せる


毎度おなじみこの光景

懲りないね



ばいばーい、、と講義が終わってすぐ帰った瑠琉(るる)



帰ろうと立ち上がると



「これさっき帰った子のじゃない?」



定期入れを差し出す黒髪の男の子


確かにその定期入れは瑠琉(るる)のだ



そんなことより

綺麗な目に目を引かれる


綺麗な人




それが初めて 「若狭(わかさ)(きょう)」 と会った時の印象

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作者名:sena | 作成日時:2023年8月14日 17時

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