もう時間なの ページ35
アウトレットを出て近くのファミレスに寄る。
朝ご飯が少し遅かったせいかお昼ご飯も遅めの14時。
なんて言ったって休日2日間がライブだったから今日は平日。
だからお客さんなんて仕事しながらのサラリーマンと長話するおばさん達しか居なくて、せんくんがバレることはほとんどない。
ご飯を食べながら色んな話を聞いた。
本番前の楽屋の話とか、リハとかの坂田さんの遅刻話とか…。
せんくんは話し上手だから聞いてて飽きない。
むしろ面白くて終始笑ってしまう。
セ｢それで坂田がな？ 俺は寝坊なんてしてない言うて〜…｣
『ふふっ毎回それ言ってるっ』
そんなこんなで気が付けば2時間もファミレスに居て、帰りの新幹線までの時間が近づいていた。
『せんくん、そろそろ時間』
話が一段落してせんくんにそう告げると、せんくんは｢もうそんなに経ったん？！｣って驚いて腕時計を見て｢ほんまや…｣と言っていた。
もっとお話したかったなあ。
セ｢ごめんなあ、ずっと俺の話聞いてただけやん？｣
『そんなことないよ、私の話だって聞いてくれたし、何よりせんくんのお話は聞いてて飽きないから好き』
セ｢めっちゃ褒めるやん、褒めても何も出えへんよ〜｣
『いやCOACH貰ったから全然いいですむしろお返しするもん』
セ｢そんな高いのとかええから！お菓子とかでええから！笑｣
そう言いながら会計を済ませ、店を出た。
お泊まり用のキャリーケースがまだせんくんの家にあるから1度せんくんの家に戻った。
忘れ物がないか、しっかり確認してキャリーケースのチャックを閉め、玄関に向かうと、せんくんがそこで待っていてくれた。
『え、ここで待ってたの？』
セ｢うん｣
『あ、ありがと…』
お礼を言った瞬間私はせんくんに抱き締められた。
セ｢無理しちゃあかんよ｣
『うん』
セ｢なんかあったらすぐ連絡してな｣
『うん』
セ｢もうリストカ〇トなんてしちゃあかんよ。｣
『…うん』
セ｢ん、よしっ。駅行こか。荷物持ったる、貸して？｣
車に乗せる為にせんくんがキャリーケースを持ってくれる。
でも、ごめん。
リストカ〇トは辞めれるか分からない。
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aona(プロフ) - ちぇろさん» ちぇろさんありがとうございます！せんらさんの関西弁が好きでついつい書きたくなっちゃうんですよね…笑 ありがとうございます！更新亀ですが何卒よろしくお願いします〜！ (2019年9月18日 18時) (
レス) id: 99cf67e177 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇろ - あおなさんのセンラさん小説大好きです〜！もう一個の方も掛け持ちで読んでます更新頑張ってください！ (2019年9月16日 2時) (レス) id: 997a560712 (このIDを非表示/違反報告)
aona(プロフ) - てるち。さん» 可愛いよねぇしんどい…… (2019年9月11日 8時) (レス) id: 99cf67e177 (このIDを非表示/違反報告)
てるち。(プロフ) - 起きてるのに起きてないとか言って抱きしめてるの可愛いですよね。抱き潰したい(((やめろ (2019年9月11日 8時) (レス) id: 65c4e0b590 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aona | 作成日時：2019年9月9日 19時
