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「ちょっと!ホル!来て!」
「カナヒョン⁈え、僕ですか?」
焦った様子でこちらに近寄るカナヒョン
え、どうしたのだろう
みんな呆然とこっちを見ている
「さぁ!行こう!」
「カナヒョン⁈っのえあっ!ゲームがぁぁ!」
勢いよく立たされ…というか肩に担がれてしまったおかげでゲーム機を落とす
なんとかクッションの上に落とせたのだけれど、セーブも一時停止もしていない
悲しくなった
部屋の扉はきっちり閉めるという謎の几帳面さを発揮しつつ確実に作業部屋に向かうヒョン
僕が壁に当たらないように配慮もしてくれてる
そんな配慮しなければならないのなら僕が歩いた方が良いよ…なんて突っ込みつつ、おとなしくする
ガチャリと扉を開ける音がした
そしてまた丁寧に閉める
しかも音をほぼ立てずに
「ちょ、そろそろ下ろしてください…って!ナアヒョン⁈」
最初は僕も合わせて静かにしてた
けど、ナアヒョンが机にぶっぱしてるの見たから流石に声を上げる
「今な、個人の曲と新しい曲全部しててさ。降りてきたからって一気にしなくても良いかも知れないけど、やっぱり降ってきた時しなきゃ気持ちが込められないだろ?」
驚いているのを見かねたカナヒョンが口を開いた
賛成だけどさ、全員分は聞いてないよ
初耳
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西尾維新さんlover - シャ、フ、度!いやーまさかシャフト好きですか?!いいですよね。シャフト。なんだかこういうふとした時に見つけると嬉しくなります。 (2022年9月27日 18時) (レス) @page24 id: 780d64ab66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:譜乗寺 | 作成日時:2019年4月22日 21時