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あの後、僕たちは数枚さらに写真を撮り、用事を済ませ事務所に帰っている
ピコンッ、と、LINEの音がした
いつ業務用連絡が来てもすぐ気づけるよう、マナーモードにしなければいけない時以外、音がでるようにしている
誰からだろう、なんて思いながらスマホのディスプレイを見る
誰からか確認した僕は、すぐさまロックを解く
ナムジュニヒョンだ
LIVEお疲れ様、とのこと
ありがたや
しかも時間を調整してくれているあたり神
LINE終わった後、色々忙しいからね
こうやって時間を開けてくれていることに感謝しかない
ありがとうございます!
忙しいのにわざわざ来ていただいて、本当に嬉しいです
そう返事した
「どうしたの?そんな嬉しそうに微笑んで」
「え、そんなに出てました?恥ずかしい」
運転席に座り、運転するイアヒョンに指摘される
助手席に座る僕は思わず口元を手の甲で隠した
他のみんなは後部席でわいわい話してる
「実はですね?ナムジュニヒョンがLINEしてくださって。LIVEお疲れ様、って!やっぱり優しいですね!」
ついテンションが上がる
「そっかそっか、良かったね。ホル達が、ハニル達がどんどん有名で人気になってく。それがとても嬉しいよ。先輩にも認められて。良かったね、本当に」
赤信号で止まる
すると、僕の頭を撫でてくれた
心地よく、つい目を閉じてしまった
疲労、興奮と久しぶりに本名を言ってもらえた安心感もあり、僕はそのまま寝てしまった
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西尾維新さんlover - シャ、フ、度!いやーまさかシャフト好きですか?!いいですよね。シャフト。なんだかこういうふとした時に見つけると嬉しくなります。 (2022年9月27日 18時) (レス) @page24 id: 780d64ab66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:譜乗寺 | 作成日時:2019年4月22日 21時