＝健康・５＝ ページ19
『ああ。まだ早いけど、おやすみ。』
「んっ。」けいはコクリと強く頷いてから
携帯をオレに渡して
「はい、せみ、おでんわ。おわりっ。」
「ああ。」
「んと、んっと。せみ？」
「ん？なーに、けい。」
「んと、んっとね、けい、ね。
ぽてとちぷ。ちょっとっつ。たべん、の。
だから、だから、いーい？ねぇえ、せみ？」
一生懸命に訴えるキラキラした丸い目を見て
頭をポンポンとして
「ふぅ。
・・ああ、いいよ。ちょっとづつな？
お約束な、けい。」
「んっ。おやくそくー。」
そう言ってオレ達は、小指を絡めて指切りをする。
それをキッチンから出て来て見ていたバーさんが
優しい笑顔で指切りげんまんを見届けてから
「じゃあ、ババァ帰るねぇ。
それで蝉さん、今日の夜ごはんはね
カレーライスにしたの。あと冷蔵庫に
マカロニサラダが入ったサラダあるからね。
けいちゃんの好きなトマトもたくさん入れたわよ。」
「ああ、いつもありがとな、バーさん。
ほら、けいも、お礼するっ。」
「ん。ばばぁ、あんがと。
けい、ばばぁの。かれぃ。すきぃ。
まかノにさらら。も、おいしーのっ。」
「ふふ、マカロニサラダな、けい。」
「ん。まかノにさららっっ。」
「んー。・・ま、いっか。
じゃ、バーさんありがとう。
気を付けて帰って？」
「ええ。じゃあね、けいちゃん、蝉さん。」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
玄関でオレとけいは、
バーさんを見送って＿＿＿＿
「さてと・・。んー晩飯にはまだ早いから
・・なぁ。けい、風呂でも入るか？」
けいは隣に立ってるオレに
ぎゅぅぅぅっと抱き着いて
「ん。けい、せみとー、ちゃぷちゃぷ。するっ。」
「お〜。じゃ、入ろーぜ。」
「ん。ちゃぷちゃぷ。して、んっと。
かれぃ。もぐもぐ、まかノにさらら。もぐもぐっ。」
「お〜。モグモグな。」
「んっと、あと。あとねー。」
「あと？」
「ん。んと。んと。ぐみ。
ぐみ。もぐもぐ、するっ」
「あ〜。グミな。岩西に貰ったヤツな。」
「んーん。んと、ぐみは、ちがうー。
ぐみ。は、ゆう、くれたのよ。えっと。えと。」
けいは、大切にしまっていた様で
ペタペタと歩いて、けいの引き出しに行って
引き出しから黒い紙袋を出して
ペタペタ急いでオレの前に戻って来て
「これ。これ、なのよ。」
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あひる☆(プロフ) - ぴーたん★さん» ぴーたん★しゃーん！んふふー。嬉しくってよかった〜。待っていてくれるとうれしっ。 (2019年2月16日 18時) (
レス) id: 3f0d9da2c2 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - りみさん» りみしゃーーーん!こちらこそ、本当にありがとがとーです。てへー。（ё） (2019年2月16日 18時) (レス) id: 3f0d9da2c2 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - いのてんさん» 大好きありがとっ!!はい、お気遣いのお言葉、うれしいですー。（＾０＾〃） (2019年2月16日 18時) (レス) id: 3f0d9da2c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーたん★(プロフ) - あひる☆さーん！けいくんもご無沙汰、とても嬉しいです！！しかも、おにぎりを自分でふぅふぅして(;_;)(;_;)感動します！幸せなお話をごちそうさまです！！ (2019年2月13日 20時) (レス) id: c72f84aa28 (このIDを非表示/違反報告)
りみ(プロフ) - あひるさーーーんT^T けいちゃんがおにぎりをにぎにぎと…。けいちゃんの成長を見られるのがしわわせ〜。またいつかお会いできたら嬉しいな。本当にありがとう^ ^ (2019年2月13日 18時) (レス) id: 8dd49b38a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あひる☆
| 作成日時：2017年9月6日 13時
