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『ん...？』
下を向くと、涙目の儚げ鶴丸国永さんが手を握っていた。必然的に上目遣いになるため、全国の審神者には目隠しをオススメする。
「行かないでくれっ」
『んんっ(悶絶)』
これは、結構ｸﾙｿﾞ。ファンじゃなくても胸に熱いものがこみ上げるやつだよこれ。
仕方ないから、こんのすけに目で合図して取ってきてもらう。
『何なに......
.....可愛いすぎか』
それは手紙で、すっごい一生懸命書いてくれたんだろうなっていう可愛い文字が並んでいた。
ちなみに鶴丸国永さんはすぐ倒れるように眠った。ちゃんと布団を引いたから安心してください。
"いちにいをたすけてください"
『こんのすけ、行くよ』
襖に「審神者出張中」と書いた紙を貼ってとりあえずいちにいとやらを探しに行くことにした。
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作者名：悠 | 作成日時：2017年8月13日 2時
