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____レ｢どうぞ、あがってください｣
｢お邪魔します…｣
綺麗な部屋だった。カフェなどで話すのもありかと思ったが、名が知れている人の情報を外で話すのは怖い。ということで家にお邪魔したわけだけど…
レ｢…適当に座って大丈夫です。｣
彼はお茶を出してくれた。にゃんこが２匹いて私の匂いをすんすんと嗅いできた。愛らしくて、優しく撫でてやると気持ちよさそうな顔を見せた。
レ｢ねこ、お好きですか？｣
｢はい。にゃんこって愛らしくて好きです。｣
そういえば、彼ははっとした表情を一瞬浮かべた。けれどすぐにもとの表情に戻ってしまった。
レ｢あの、えっと…何から話せば…｣
____『…ぁ、えっと…家に、飾りたくて。』
懐かしい彼と、何故か重なった。
｢…懐かしいなぁ…｣
レ｢へ…？｣
｢あ、すみません…！なんか、キヨさんが初めてお店に来てくれた時とどこか似てるなぁって思って…笑｣
初めてお店に来てくれた時。彼はたどたどしくて、見た目は少し怖かったけど優しい人だった。そんな雰囲気も何気にそっくり。
レ｢キヨくんと似てます…？｣
｢はい…笑｣
レ｢それを言ったら、鈴宮さんもそっくりですよ。｣
今度は私が唖然とする番だった。私が、キヨさんと似ている？どこが、なんだろう…。
レ｢猫のこと、にゃんこって言うとことか、愛らしいって言うところとか…そっくりです。｣
だからさっき、はっとした顔を浮かべてたのか…。
｢…好きだから、似ちゃってるんです…笑｣
レ｢…好きなのに、どうして…？｣
___私は、彼に今の心境を全て話した。なんとなく、彼のことは信用してもいい気がして、全てと言っていいほど話してしまった。
レ｢…なるほど…｣
｢…彼のため。って、言い聞かせてます。彼の人生は私なんかが邪魔していいものじゃない。私のせいで彼の人生が壊れるくらいなら、私が彼の目の前から姿を消すしかなかった…。それが私の答えです。｣
レ｢…鈴宮さんの考えもすごく分かります。そう、思いかねないくらいには、あいつは凄いから。｣
…初めて、私の考えに共感して貰えた。それがものすごく嬉しくて涙が零れる。彼は慌てて私にティッシュを差し出してくれて、感謝しながら涙を拭いた。
｢…ありがとう、ございます。｣
レ｢いえ…。でも、鈴宮さんがあいつの前から消えた今、元気もないしやる気も出ないみたいで…死んでいるかのようです。｣
｢え…｣
レ｢鈴宮さんの存在は、大きいんですよ。｣
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まい(プロフ) - ゆーみさん» 有難いコメントありがとうございます!!そう言って頂けるととても励みになります✨ (2022年2月12日 12時) (
レス) id: 3f0b5755f1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - コメント失礼します。涙ボロボロです…!!後半ずっと泣いてます。何回でも見れるし何回でも泣けます。主さん素敵なお話をありがとうございます☺️❤️ (2022年2月12日 4時) (レス) @page28 id: d6e3ec51cc (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - しぇりーさん。さん» フォローありがとう！！ぜひ仲良くしてやってください🥰 (2022年1月6日 23時) (レス) id: 3f0b5755f1 (このIDを非表示/違反報告)
しぇりーさん。(プロフ) - 分かりました！！私しぇりい。何とかかんとかって名前なのでフォローされてたらこいつなんだな！って思ってください！ (2022年1月6日 22時) (レス) id: 5b068073c0 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - しぇりーさん。さん» 確かにupするのは勇気入りますよね💦ゆっくり待ってます！Twitterはただの推し事垢なんですがいいですかね？笑 でしたら私のページに書いてあるのでそちらからチェックお願いします🙇⋱ (2022年1月6日 13時) (レス) id: 3f0b5755f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まい | 作成日時：2021年11月6日 20時
