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キヨサイド
目が覚めた時、彼女が隣にいる安心感。すやすやと眠る彼女を寝顔を眺めながら起床する。一旦身体は起こしてみたものの、やっぱりまだ眠気が襲ってくる。うん、まだ寝よう。彼女もまだ眠ってるし。
そう思いながらもう一度身体をベットに預けた。その軋みで彼女が少し唸り声をあげた気がしたけど、また眠ってしまった。
キ｢…ふっ…｣
そんなところも愛おしくて、頭を撫でたあとにぎゅっと抱きしめた。すると彼女は薄く目を開けた。
｢…？…キヨ、くん…？｣
キヨ”くん”なんて、呼ばれたのは初めてで、少し胸がドキッと高鳴った。しかしそれで起きてしまっては面白くない。そのまま俺は狸寝入りをした。
｢ふふっ、…かわいいなぁ〜…もう…｣
俺によって塞がれている両腕に少しだけ力を入れて、彼女の手がそっと俺の頬に触れた。
｢ずるいのは…キヨくんも同じ…。普段は、あんなにもかっこいいのに…寝起きはかわいい、なんて…ずるい。｣
彼女は楽しそうに俺の頬に触れている。きっと、いつもみたいに笑いながら触れてるんだろうなぁ…。
｢…だからみんな…好きなんだろうなぁ…｣
…少し、声色が不安げに変わる。そこで俺も思わず目を開けた。
キ｢…俺は、Aちゃんだけが好きだけど…？｣
｢…キ、キヨさんっ…！！起きてましたかっ…？｣
キ｢さぁ？どうだろうね…？w｣
焦ったように明らかに動揺する彼女が愛おしくて、もう一度強く、ぎゅっと抱きしめた。
キ｢…俺には、Aちゃんしかいない…。もう、Aちゃんしか好きになれないよ。一生…。｣
｢ふへへ…私もですけどねっ…。私はキヨさんしか見えてないですよ…？これから先も、ずっと。｣
ただの寝起きの会話なのに、いつもと違うからかくすぐったい。しかも朝からこの甘ったるい雰囲気。甘ったるいのは苦手かもって、思ってたけど…相手がAちゃんだからか、この甘ったるい雰囲気も好きだな…。
｢…よし、そろそろ起きましょ？お母さんのご飯と、お店の準備しなくっちゃ…！｣
キ｢そうだね…俺の手伝うよ｣
彼女が立ち上がり背伸びをした。俺も彼女と同じことをする。隣で少し笑いながら、俺らは朝ごはんの支度をするのであった。
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まい(プロフ) - ゆーみさん» 有難いコメントありがとうございます!!そう言って頂けるととても励みになります✨ (2022年2月12日 12時) (
レス) id: 3f0b5755f1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - コメント失礼します。涙ボロボロです…!!後半ずっと泣いてます。何回でも見れるし何回でも泣けます。主さん素敵なお話をありがとうございます☺️❤️ (2022年2月12日 4時) (レス) @page28 id: d6e3ec51cc (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - しぇりーさん。さん» フォローありがとう！！ぜひ仲良くしてやってください🥰 (2022年1月6日 23時) (レス) id: 3f0b5755f1 (このIDを非表示/違反報告)
しぇりーさん。(プロフ) - 分かりました！！私しぇりい。何とかかんとかって名前なのでフォローされてたらこいつなんだな！って思ってください！ (2022年1月6日 22時) (レス) id: 5b068073c0 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - しぇりーさん。さん» 確かにupするのは勇気入りますよね💦ゆっくり待ってます！Twitterはただの推し事垢なんですがいいですかね？笑 でしたら私のページに書いてあるのでそちらからチェックお願いします🙇⋱ (2022年1月6日 13時) (レス) id: 3f0b5755f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まい | 作成日時：2021年11月6日 20時
