第6話 ページ8
打ち上げられた私たちは霊圧のコントロールを始める…
「…黒崎！弱めてくれ！」
石田の注意により、弱くするが…どうにも嫌な予感がしてきた。
その予感は的中し、黒崎一護と志波の弟がまた揉め始めた…
「「黒崎！止めろ…！/二人とも…！」」
石田雨竜と私が止めようとした時、霊珠核が解けてしまった。
………！！
「きゃぁあっ！」
井上織姫が思わず叫び、手を伸ばす。
「井上さんっ！」
石田雨竜は井上織姫の手をつかんだ。黒崎一護のところへいくが…
「「…黒崎くん！/井上…！」」
二人とも手を伸ばすが…握れず分かれてしまった…
それを更木剣八が見ていた。やちるを背負って上空を見ている。
「剣ちゃん、どこに行くの？」
強い人と戦いたい更木剣八は勘で落ちた方へ行く…
☆
「いっつ……！」
私が起き上がると、黒崎一護と志波の弟が地面に埋もれていた。
「ご、ごめん…！私、黒崎と一緒か……」
黒崎一護は立ちあがって「俺と一緒で悪かったな！」と言った。
誰か来る……！
私たちの所に斑目一角と綾瀬川弓親がやって来た。
「いやッほぅ！ついてるぅ！」
何やら斑目一角は嬉しそうだった。岩鷲が逃げると、綾瀬川弓親が追い掛ける。
(逃げるなんて……馬鹿ね)
私がそう思っていると、黒崎一護が斑目一角と戦っていた。
あれからどれぐらい経ったのだろうか、黒崎一護が勝利を握った。
「黒崎…！」
斑目一角との戦いに勝った黒崎一護の所へ私は駆けつける。
「私のこと…忘れてない？」
斑目一角に話掛けるも、成宮Aのことは覚えてない…と言うが。
「…特殊番隊、だったか？」
………！！
やっぱり覚えていた。特殊番隊は名前の通り、特殊な隊なのだ。
「A！行くぞ！」
「…了解♪」
その30分後。
斑目一角は治療を受けていた。そのところに更木剣八がやって来て…
「おめぇをやった奴は…強いか？」
どうやら強い人を探しているそうだ。
「あぁ、不覚をとったぜ…やった奴はオレンジ色の髪をした男だ」
それを聞いた更木剣八はニヤリと笑った。
(特殊番隊のことは…伏せとくか……)
私と黒崎一護は岩鷲と合流し、囮作戦を実行するが失敗に終った。
そして、山田花太郎と出会った…
「…さすがに塔の真下までは繋がってないんですけど、ここが塔に一番近い出口です。ほら、あれが懺罪宮ですよ」
どうしてここまでしてくれるのかと思った。
それは黒崎一護も同じだろう。
………！！
地下を出ると私たちの前に見覚えある人物が立っていた。
「久しぶりだな…オレの顔を覚えてるか？」
そこに阿散井恋次がいたのだった…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 48人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：零月 | 作成日時：2016年8月20日 18時
