第4話 ページ6
黒崎一護と成宮Aの前に朽木ルキアは背を向けていた。
「どうぞ私を尸魂界へとお連れ下さい。慎んで我が身の罪を償いましょう!」
「おい、待てよ…」と黒崎一護は止めようとしたが…
「一歩でも動いてみろ!私を…追ってなど来てみろ…私は貴様を絶対に許さぬ…いずれ死ぬ命そこに伏して一瞬でも永らえるがいい!」
そう言い残して朽木ルキアは朽木白哉と阿散井恋次と尸・魂界へ行ってしまった…
その30分後。
私たちに浦原喜助がやって来て、浦原商店に案内してくれた。
朽木ルキアを助けたく、浦原喜助に訴えるが危険と言われてしまう。
「勝てるんすか?今の君が彼らと戦って…」
(………!!)
あれから黒崎一護は“勉強部屋”で修行をすることになった。
(ちょっと覗いてみるか……)
成宮Aも気になって、勉強部屋に入ってみた。
「受けてみよ正義の力!正義装甲ジャスティスハチマキ!!装☆着っ!」
何やら楽しそうだった。ちょっと笑ってしまったが…
「A!今のことは忘れろ…!」
黒崎一護は恥ずかしそうにしていた。
「人のことはいいから、修行に集中しなさいよ!強くなるんでしょう?」
(………!!)
数日を掛けて修行をした黒崎一護の前に井上織姫、石田雨竜、茶度康虎がやって来た。
「おめーらまで……」
黒崎一護は驚いていた。井上たちも朽木ルキアを助けたいと思っているのだ。
「…私を忘れてるんじゃないわよね?」
そこに成宮Aの姿があった。死神化した姿を初めて見る人がいた。
「Aも死神だったのか……」
石田雨竜はぽつりと呟いた。成宮Aが死神だってことを知ってなかったらしい。
「我々が穿界門を開いて尸魂界をへと繋いでいられる時間はもって四分…」
浦原喜助が説明すると、みんなは話している人に視線が移った。
「それを過ぎると門は閉じ君達は現世と尸魂界の狭間である"断界"に永久に閉じ込められることになる」
浦原喜助からの説明後、私たちは“穿界門”をくぐる……
気を引きしめて、朽木ルキアを救出に向かう!
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作者名:零月 | 作成日時:2016年8月20日 18時