第39話 ページ41
霊圧を消してもそれ以上の殺気が出てる為、沢渡に見つかった涅マユリ。
「君たち、ワタシの研究材料にならないかネ？」
いきなり沢渡を研究材料に勧誘。だが、断られる。
「仕方無いね…それじゃ、思いっきり後悔させてあげるヨ！」
報告でバウラの行動範囲を把握していたが、予想外の動きをするバウラに焦っていた。
バウラの堅い鱗は足殺地蔵の攻撃も効かず、
反撃を受け、弾き飛ばされ壁に叩き付けられてしまう！
一方、バウントを追っている石田雨竜。
途中で、涅マユリの金色疋殺地蔵に気付く。
ヨシ相手に押され気味の死神達のところに石田雨竜がいく…
「クインシーの坊やか」
☆
バウントの気配を追っていた、黒崎一護とりりん。
一つバウントの気配は消えたが、今度捉えたバウントは…
「狩矢か、やっと出てきやがったな」
そこへ遅れて成宮Aがやって来た。その後に茶度康虎が来る。
「おまっ…何処に行ってたんだよ！」
黒崎一護は成宮Aがいなかったことをぶちまけた。そこから言い合いになったものの…
「…行こうか」
冷静な茶度康虎だった。それに成宮Aは同意する。
「おい、スルーかよ？！」
とにかく狩矢の元へ向かう黒崎一護たち。狩矢と会ったのは技術開発局の奥…
紋章を求めて、技術開発局の保管庫へと来た狩矢。いきなり卍解し、黒崎一護は狩矢の風の刃とぶつかり合う！
「「………！！」」
そして、その衝撃で床に大きな穴が開き、そこに現れたのは狩矢が探していた、オリジナルの紋章…
「此処で私を攻撃するのは結構だが、その瞬間私は『浄解章』を解き放つ…手を出せるものなら出してみるが良い」
成宮Aと、黒崎一護…茶度康虎はそれを聞いていた。
「愚かな瀞霊廷の者どもに伝えるが良い、一日の猶予をやる。その間、せいぜい震えて待つ事だ」
そう言い残し、去っていった。その頃、石田雨竜は苦戦していた。
「私は始めから戦いに意味なんて求めて無いんだよ！」
ヨシの攻撃を受け、肩に傷を負いながらも立ち続ける石田雨竜。
瀞霊廷では、京楽春水と卯ノ花烈、狛村左陣が集まっていた。
各隊の被害が広がってるようで、馬橋のリズにやられた隊員は体力を消耗しきってるとか…
それと、気になる言葉、“特殊番隊”が上がっていた。噂は広まってるよう…
「厄介な事ですよ、技術開発局の地下深くに巨大な閉鎖施設を確認して来ました」
京楽春水はそれを報告し、現場に入った死神に黒崎一護と成宮Aが上がった。
『浄界章』とは過去の魂魄実験に使われた力の源でこれが暴発すれば瀞霊廷は一瞬にして灰塵に帰するというのを報告する…
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作者名：零月 | 作成日時：2016年8月20日 18時
