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第33話 ページ35

朽木ルキアを助けに入ったのは兄である朽木白哉だった。朽木ルキアを抱え、遅れて黒崎一護たちと十三番隊がやって来た。
「私の役目はここまで」
ヨシの言葉と同時に爆発。どうやら囮のようだ。これを宣戦布告と考え、更に凄まじい恨みの念を感じるという。
捜索隊を増やし、早急に潜伏先を見つける様に指示した…
「失態だ……懐に入られた」
バウントに関する全権を任せられた日番谷冬獅郎はかなりショックの様子。

ヨシにやられた朽木ルキアは朽木家で治療を受けていた。
「命に別状は無い、とは言え傷は深い。回復するまで暫らく此処で休ませる」
戦線復帰は難しく、まだ治療を続けているのだが成宮Aがやって来た。
「おい、A!ルキアを治せるんだろ!!」
黒崎一護は成宮Aに訴え、傷が深い為ちょっと霊力が必要になるのだが。
「特殊番隊、成宮Aか。ここで会うとはな…」
朽木ルキアを助けた兄様を褒めまくっているクロードとりりん。
「いやぁ、これも白哉殿の妹を助けたいと言う強い意志があったればこそです、まさに素晴らしき兄弟愛!」
「なかなかやるじゃない、ルキアのお兄さんも!」
クロードとりりんが言うことに朽木白哉は無視。そこへ黒崎一護が…
「手を貸してくれないか、白哉。あんたのその力が必要なんだ」
協力を求めるのだが、「断る」と言われてしまう。しかも、即答だ。
「既に護廷十三隊が動いている、兄らと手を組む必要は無い。兄達は現世に帰れ」
「そうかよ、昨日の敵は今日も敵って訳か」
朽木ルキアのことを兄様に任せて朽木家を後にする黒崎一護たち。


その頃、狩矢は流魂街“草鹿”の賭場にいた。そこに一之瀬真樹もいる。
命を賭けて、“花札”で勝負を始めた…
勿論、狩矢の勝利。
向かってきた人 全てを倒し、残ったごろつきのトップに…
「どうだ一緒に遊ばないか?尸・魂界をひっくり返すんだ」

十一番隊隊舎・報務室。
窓から増員された捜索隊が動き回る様子を楽しそうに見ていた。
席を立って何処かへ向かう更木剣八にやちるが…
「だって、真樹ちゃんがバウントと一緒だったら剣ちゃんせっかく会っても楽しく戦えないでしょ?だったら…」
「そんなことはどうでも良い、問題なのは今の奴の在りようだけだ」
「ふーん…ならどっちでもいいや」



夜の森を1人歩いてる朽木白哉の前に狩矢が現れた…
「貴様が狩矢神か?」
問い掛けに「あぁ」と答える。
「大分好き放題やってるようだな」
「ふん、朽木ルキア。ヨシが斬ったあの死神、君の妹だそうだな……敵討ちか?」
「関係無い、何者であろうと尸・魂界に綽名す者を斬るだけだ」

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設定タグ:BLEACH , オリジナル , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:零月 | 作成日時:2016年8月20日 18時

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