第31話 ページ33
狩矢によって真の目的がバウントによる尸・魂界への復讐だと知った黒崎一護と成宮A。
更に狩矢によって真実が明かされた…
「遠い昔、尸・魂界はある実験を行っていた…
何の為の実験であったかは定かではない。だが、当時奴らが人間を実験材料くらいにしか思ってなかったのは明らかだ」
口を挟まれることはなく、狩矢は話を進める。
「記録に残っていたのは、大罪を犯した責任者の名前。ともかく、そいつの狂気によってそれは始まった…」
突如起きた大爆発、その不慮の事象により発せられた何かが輪廻の過程にある一部の魂魄を変異させてしまった。
そして、異能種を現世のある時代世界各地へと出現させたことを話していった…
「だからって、同じ人間の命を奪っていいなんてことはありゃしねぇ…」
黒崎一護と再び狩矢さんへ向かって行くが、素手で弾かれ、踏まれたり蹴られてしまう。
(黒崎……!)
成宮Aは何とかしてやりたかったが、勝ってくれると祈るばかり。
狩矢に斬月を取られ、刃を向けられる。
「その相棒に殺されるというのはどうだい?」
「………!!」
狩矢は黒崎一護の斬魄刀を向け、黒崎一護に問いかけた。
「この刃で葬ってやろう……」
「なぁ、斬月…アンタ何してんだよ? 姿を現せよ、斬月っ!」
自ら刺さりに来た同時に、斬月が現れた。そして、別の世界へ。
「覚悟は…出来たか?」
斬月に問いかけられ、黒崎一護は…
「やっぱり、俺は甘えてたのかもしれねぇな…いざとなれば“卍解”がある、浦原さんにも言われたことだけど心のどっかでまだそう思ってたかもしれねぇ…」
それを斬月は聞いていた。斬月は“卍解”について語り出しだ…
その後、黒崎一護は“力を貸して欲しい”と斬月に頼んだ。
現実に引き戻され、斬月を黒崎一護が持っていることに狩矢は驚いた。
黒崎一護は新たな覚悟をして、卍解復活。
「いくぜ、これが俺の覚悟だ。卍解ッ!!天鎖斬月!」
そこから黒崎一護は強気になった。狩矢と戦闘を繰り広げる中、石田雨竜がやって来た。
「いつまでも、僕だけ足手纏いになってる訳にはいかないからね」
石田雨竜が力を取り戻したことに狩矢は満足のうだった。穿界門を一之瀬真樹がが安定させ、古賀が扉を開き…
穿界門へ矢を放つ石田雨竜に黒崎一護は驚いた。
「………!?」
遂に尸・魂界への扉が開かれる____
石田雨竜が放った矢を受けた穿界門は霊子変換機の役割も持ち尸・魂界へ行くことが可能になった。
「私は信じていたよ、お前は必ず来るとね」
一足早く狩矢たちは尸・魂界へ。全員でバウントを追って尸・魂界へ向かう…!
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作者名:零月 | 作成日時:2016年8月20日 18時