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第2話 ページ4

「何で…私がしないといけないんだよ……」
成宮Aは黒崎一護の身体をトイレに置いておいた。


30分後。
「一護、まさか……廊下にポイ捨てしてないだろうな!」
朽木ルキアは成宮Aと同じことを思っていたようだ。
「ない!……俺の身体がねぇ!」
黒崎一護と朽木ルキアは心当たりで探し、やっと男子トイレで見つかった。





ある日の帰り道。
学校の外に朽木ルキアの姿があった。
「お、ルキアか。どうしたんだ?」
朽木ルキアは隣にいる私に目を移した。気付かれている。
(霊圧を感じられない…だと?)
私を見てくる朽木ルキアに黒崎一護が「どうしたんだ?」と聞いた。
「後で話すからな!」
朽木ルキアはそう言い放って行ってしまった
のだった。
(何なんだよ…急に)
黒崎一護は「先に帰る!」と言い、走って家へ向かう。

約30分でクロサキ医院に到着すると、夏梨と遊子が迎えた。
「お帰りなさい、お兄ちゃん」
夕食の支度をする夏梨を手伝いにキッチンへ行ってしまった。父はまだ帰っていない。
「ルキアの奴…何なんだよ」
ぼそっと言いながらも、自室に入る。そこに朽木ルキアがいた。
「で、話は何なんだよ?」
すると、朽木ルキアは虚を倒す黒崎一護を見ていた人について話した。

「でもさ、霊圧なんて感じなかったんだぜ。もし違っていたらどうすんだよ」
頭をぼりぼりとかきながらベットに座る。霊圧を感じなかったのは確かだ。感じたのは虚の気配だけなのだ。
「だが、それは確かだ。転入してきた人に違いない!」
朽木ルキアはそう断言した。だが、黒崎一護は分かっていないよう。
「明日、聞いてみるから。それでいいんだろう!?」
朽木ルキアは頷いた。下から遊子の声が聞こえた。夕食が出来たらしい。
「あぁ、今行く!」

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設定タグ:BLEACH , オリジナル , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:零月 | 作成日時:2016年8月20日 18時

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