第26話 ページ28
少し手間取りながらも捕捉に成功。沢渡の上空からの攻撃も来る場所が分かればということで
茶度康虎がバウラを撃破！
飲み込んだものを吐き出してる中に紬屋雨が出てきた。
「ただいまです…」
何より紬屋雨は無事だった。
「小童共め、今日はここまでにしておいてやろう。勝負はおあずけだ」
沢渡に逃げられしまった。かなり力を使ったのか、茶度康虎は倒れてしまう。
「チャド！」
松本乱菊から飛び降り、ノヴァが近寄る。その頃、黒崎一護たちは誰一人バウント倒せてなかった…
尸・魂界。
「これだ！これだヨ！これがバウントのデータだヨ！誰が隠したのか知らないけど、私にかかればこんなものダヨ！」
何やらご機嫌な様子。バウントに関するデータを見つけ出したのだ。
興味を引くバウントの秘密が書かれてあった…
バウントが特定のクインシーを必要としている理由に気付く。
「霊子を拘束し結合を否定して、強制的に力に出来る能力者、あの男なら…」
それは石田雨竜のことだった。涅マユリはすぐに涅ネムに指示する。
「ネム！研究素材9−141を持って今から現世に行って来い、それをあの男に届ければ…」
同時刻。
斑目一角は見張り番。不機嫌な斑目一角の前に侵入者が現れた。
追いかけるが姿は見えず、おまけに霊圧も感じない。結局は見失って逃げられた…
「近頃退屈だったからなぁ、暇つぶしにはなるかもしんねぇな」
☆
「一護がっ！一護が〜っ」
慌てるりりんに浦原喜助が注意する。
「りりん、静かになさい」
「一護のバカー！」と言い、黒崎一護に飛びつき、悪態をついた。
浅野啓吾、山田花太郎のお陰で無事だった。黒崎一護の霊子を分け、記憶置換もしたようで何事も無かったように帰れるらしい。
「はぁ……」
朽木ルキアや茶度康虎達も何とか無事帰って来れた。成宮Aがダメージ大きそうだが、何ともないという。
「たわけ！何が何ともないのだ！そんな訳、なかろう！」
朽木ルキアはそのことに怒っていたが、成宮Aは何事もなかったかのようにお茶を飲んでいた。
檜佐木修兵や松本乱菊は吉良イヅルと合流していた。
「こっちは私達でケリを付けるよ、その為に派遣されて来たんだし」
単独で行動していた綾瀬川弓親は先にバウントのアジトを見つけていた。
その頃、狩矢を中心に集まるバウントたちがいた…
「足りねぇ…まだ足りねぇんだよ」
馬橋は何だかヤバそうな感じだった。“負けを気にするな”と言われ…
「俺は負けてなんかいねぇよ、止めなら刺せた！ けど彼奴が！」
「あれ以上戦っていたら、君は砂と化しいた」
一之瀬真樹は馬橋に言い聞かせた…
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作者名：零月 | 作成日時：2016年8月20日 18時
