第14話 ページ16
成宮Aが話そうとした時、阿散井恋次は異変に気付いた。
「何だ？壊れているのか、石田の病院はまったくオンボロだな」
水が流れ出していたのだ。そのことに石田雨竜は反省していた。
「ケッ…ったく、この病院は見た目だけだな」
蛇口から落ちる水音に、朽木ルキアが立ち上がり締めるが…
止まるどころか、逆に流れ出る水！
更に隣のバスルームからも水が溢れ出して来て避難。廊下へ出ると逃げる先で、次々と遅い来るドール…
「………！！」
成宮Aは軌道を使って、対抗するが…再生してしまう。水の無い場所へと移動する黒崎一護達の前に姿を現したバウント。
しかも、双子のバウント・鵬と磐。
操るドールは“ギュンター”と“グール”、ノヴァの空間移動を使い脱出をしようとするが、今のままの姿だと2ｍくらいということで無理。
石田雨竜君を連れて他のメンバーを先に行かせ
外に出るたの時間稼ぎに一護と恋次が相手にするのだが…
「私が行くよ、大丈夫。すぐに終る…」
成宮Aは立ち向かうが、朽木ルキアから鋭い声が走った。
「……………」
手のひらを前に突き出し、魔法陣が現れる。その手はブレスレットを付けている。
「はぁ……ッ！！」
魔法陣に霊力が集まる。その霊力は何処からでもない。
霊力によって作られた刀、それを片手に握る。
「…来るぞ！」
朽木ルキアはバウントからの攻撃を見計らって言った。
「…………！！」
刀を放り投げ、水の中へ。成宮Aは魔法陣が現れている右手を捻った。
バッシャァアン！
刀が同じく回転し、衝撃波を起こさせた。
「開いたぜ、ルキア！」
エレベータが開き、私たちは乗り込んだ。
1Fまで降りきったのを見計らい、扉を壊し一気に1Fまで降りる黒崎一護と阿散井恋次。
しかし外は生憎の雨_________
☆
再び目の前に現れた磐と鵬によって“グール”と
“ギュンター”によって攻撃を受ける黒崎一護たち。
取り合えず、茶度康虎と井上織姫に石田雨竜を安全な場所に運ぶように指示するが…
黒崎一護と阿散井恋次、そして来るぞ！ルキアはドール達を相手に苦戦。
「もう止めてくれ…もう良い、僕のことは放って置いてくれ…」
そう言って井上織姫と茶度康虎と一緒に行く。クインシーである石田雨竜を逃がす訳にはいかない磐と鵬は黒崎一護たちをとりあえず開放。
「…………！？」
磐と鵬の双子と直接対峙。黒崎一護は2人別々には攻撃してこないこと、2人の距離が離れると“グール”と“ギュンター”の力が弱まると言うことに気付く。
「クインシーGET！」
石田雨竜はあっさりと捕まってしまった。
「………！！」
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作者名：零月 | 作成日時：2016年8月20日 18時
