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コツコツとヒールを鳴らしてエレベーターに乗る
心臓はもう爆発寸前だった
まるで初めて撮影をするあの頃みたいに
でもこのドキドキは、撮影にではなく
パクチャンヨルに会う、とゆうこと
また彼に会えるのが嬉しくて
いつもより大人っぽく、お団子なんかしてみたり
いつもより上品なリップを使ったり
彼好みのような白いワンピースを身にまとったり
私のこの変化に気づいてくれるかな？
少し背伸びはしたけれど
貴方に似合う女になってみたんだ
エレベーターを降り、中に入る
「おはようございます…っ」
おはようございます、とちらほらスタッフ達が
返してくれるのを聞き
すぐに私は愛しい人の姿を探す
だけどその人は、見当たらなくて
少しだけ、肩を落とした
D「あれ〜、今日は1人なんだ」
またコイツかと思いながらも渋々後ろを向く
「なに…」
D「そんなおこんなって。
可愛い顔が台無しだよ」
絶対に思ってない事を平気で言えるのが
ドギョンスだ
D「チャニョル、来るの遅いね」
「…………」
D「待ってるんでしょ？
格好とかモロアイツ好きそう〜」
「ば、馬鹿じゃないの、そんなんじゃ…」
監督『お〜！チャニョル君！
更にイケメンになったね！』
その声に一斉に皆入り口を見る
スタッフ達の黄色い声が上がる中
私は放心状態だった
茶髪だった彼の髪は、綺麗なアッシュグレーになっていて
出会ったあの日よりも笑顔が眩しくなっていて
私の目は彼以外何も映らなくなった
気のせいじゃなければ、
今私の目の前には、パクチャンヨルがいる
CY「初めまして。パクチャンヨルです。
よろしくお願いします」
大きな手を出してくるチャニョル
丁寧に使われた敬語たちなんて御構い無しだ
今こうやって、彼と握手ができるのだから
CY「ヌナ、手ちっちゃい」
優しく手を握り締めるチャニョル
トクントクンと脈を打つこの感じは
あの時を思い出させる
私は今日
パクチャンヨルという王子様に
再び恋をしました
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せいな(プロフ) - 楽しみに待ってます＼(^^)／ (2015年8月15日 14時) (
レス) id: 2806b0a3d3 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - お話はちゃんと後ほど公開いたします。パスワードはちゃんと外しますのでお待ちください。 (2015年8月15日 13時) (レス) id: 1d2246f2f4 (このIDを非表示/違反報告)
スタァ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！続きのパスワードは公開できるようになったら外されるのでしょうか？ (2015年8月15日 12時) (レス) id: ca85df6dda (このIDを非表示/違反報告)
マオ(プロフ) - パスワード教えてください！いつも楽しみに読んでました！！ (2015年8月15日 11時) (レス) id: 66629e8068 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - パスワード公開は致しません！もう少々お待ちください。 (2015年8月15日 11時) (レス) id: 1d2246f2f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リナ
| 作成日時：2015年4月19日 7時
