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花火の打ち上げが終わった今でも
集まった観客の声は止むことなく
お酒も回り、ヒートアップしている人も
大勢見える
時々ぶつかり合う肩
「…、すいません、」
その度に謝る私
『、…ってぇな、おい待てよ、っ』
ぶつかる相手が悪かった
ガッと手首を掴まれる
「…、いった、っ…」
ギリギリと握り締められる右手
知らない男にやられるこの感じは
前までの私なら怯えていただろう
チャニョルに助けを求めていただろう
けど、今はもう空っぽで
『可愛いじゃん、あっち連れてこ』
『お前今日ゴムあんの？』
『あるある、ははっ…』
もう全て、どうでもいい
何をされても、もう悲しまない
私を守ってくれる人が
もういないから
草むらの中に倒される体に
一人の男が馬乗りになる
『そうそう大人しくしてて』
グシャグシャになった髪
乱れた浴衣
汚い私
その時、目の前にいた男が
一瞬にしていなくなった
『いって……っ、』
??「何してんの」
『誰だよ、お前』
??「…誰でも関係ないでしょ、ほら
死にたくなかったら
早く帰りな」
軽く舌打ちをして、二人組の男は
逃げて行った
「……誰？、」
??「なに簡単に襲われちゃってんの
姫」
私を姫と呼ぶ人はただ一人
街灯りに照らされた茶色の髪
白のシャツがよく似合う
「…ベッキョン…」
BH「A」
彼はそう呼んで
フワっと私を抱きしめた
BH「Aは一人じゃないよ。
なんかあったら俺を頼りにしてって
言ったでしょ？忘れたの？」
「…ベク……、っ、」
嗚咽と同時に出る言葉
すがりつくようにベッキョンの背中に手を回し
彼の胸に顔を押し当てて泣いた
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BH「俺の勝ちだね、パクチャンヨル」
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せいな(プロフ) - 楽しみに待ってます＼(^^)／ (2015年8月15日 14時) (
レス) id: 2806b0a3d3 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - お話はちゃんと後ほど公開いたします。パスワードはちゃんと外しますのでお待ちください。 (2015年8月15日 13時) (レス) id: 1d2246f2f4 (このIDを非表示/違反報告)
スタァ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！続きのパスワードは公開できるようになったら外されるのでしょうか？ (2015年8月15日 12時) (レス) id: ca85df6dda (このIDを非表示/違反報告)
マオ(プロフ) - パスワード教えてください！いつも楽しみに読んでました！！ (2015年8月15日 11時) (レス) id: 66629e8068 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - パスワード公開は致しません！もう少々お待ちください。 (2015年8月15日 11時) (レス) id: 1d2246f2f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リナ
| 作成日時：2015年4月19日 7時
