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私の気持ちなんか御構いなしに
日はどんどんと過ぎていくもので
彼と離れてから3ヶ月が経とうとしている
勿論頭の中はチャニョルで埋め尽くされていて
泣いていない日なんか無い
「…っ、ハァッっ、仕事行かなきゃ」
顔をパン、と叩いて準備をし始める
チャニョルとのドラマの演技がかなり好評で
監督に次のドラマの話を持ち出された
今日はそのドラマの打ち合わせ
本格的に女優デビューをする事が出来たのに
心の底から喜べない自分がいる
今回のドラマもきっと恋愛物
だけど相手はきっと、チャニョルじゃない
そうわかっているから。
子供みたいに甘えている自分がバカみたい
そう思えば思うほど自己険悪に陥る。
___
「おはようございます」
監督「あ、おはようAちゃん。久しぶりだね」
「あの撮影以来ですね…。それで…
ドラマの方はどんな内容なんですか？」
監督「まあ、予想はしていると思うけど
恋愛物だよ。詳しい話は
アイツが来たら教えるから、ここで待ってて」
そう言って、オフィスの一角に一人残される
なんか、気が重い
また同棲しろなんて言われても絶対無理。
チャニョルじゃないから。
「って、もう…何考えてんだ私…
ほんとお子ちゃま…」
頭を抱えていると、コンコン、とノック音
き、きた……
ドキドキと心臓が鳴る
「…は、はい!」
ドアを開けて入ってきたのは
監督と、その後ろに一人
大きな監督の背中に隠れたそれが
姿を表した時
「……っ、嘘っ……、」
思わずそう言うしか無かった
『監督！この資料なんですけど…』
監督「あ、はいはい今行く！
悪い、ちょっと二人で自己紹介してて』
パタパタと走っていく監督
残された私たちに、妙な空気が流れ出す
「…っ、久しぶりっ、だね、」
??「……」
ドクンドクンと脈を打つ心臓
??「…綺麗になったな」
優しい声でそう言う彼
絡まる視線
私の中に、運命の赤い糸が誕生した
.
.
「…、チャニョルも、かっこよく…なった…、」
精一杯、出たこの声は
彼の心臓にまで、響いてくれたのでしょうか？
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せいな(プロフ) - 楽しみに待ってます＼(^^)／ (2015年8月15日 14時) (
レス) id: 2806b0a3d3 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - お話はちゃんと後ほど公開いたします。パスワードはちゃんと外しますのでお待ちください。 (2015年8月15日 13時) (レス) id: 1d2246f2f4 (このIDを非表示/違反報告)
スタァ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！続きのパスワードは公開できるようになったら外されるのでしょうか？ (2015年8月15日 12時) (レス) id: ca85df6dda (このIDを非表示/違反報告)
マオ(プロフ) - パスワード教えてください！いつも楽しみに読んでました！！ (2015年8月15日 11時) (レス) id: 66629e8068 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - パスワード公開は致しません！もう少々お待ちください。 (2015年8月15日 11時) (レス) id: 1d2246f2f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リナ
| 作成日時：2015年4月19日 7時
