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陽気に小鳥が口笛を吹き
空は綺麗な雲を描く
清々しいと言えるような朝を迎えた
ベッキョンの家で
「…、仕事、遅れちゃうっ…」
ベッドから飛び起き、ベッキョンの貸してくれた
大きなグレーのパーカーを羽織る
階段を下りると、いい香りが私を
リビングへと誘った
「…べく〜おはよ〜」
BH「あ、おはよ。仕事でしょ？
待ってて、ご飯すぐ用意する」
慌てる仕草を見せ、ベッキョンは
フライパンからトーストを出す
「わ、フレンチトーストだ。」
BH「そうだよ。好きなの？」
「大好き！昔からお母さんがよく
作ってくれてたんだ〜」
BH「……お母さんが」
「うん！いただきます」
出来立てのフレンチトーストを一気に頬張る
BH「…作ったの俺だっつーの」
___
全て用意を済ませ、ベッキョンの家を出る準備をする
「ベッキョン1日ありがとう。
すごく助かった」
BH「もしかして、帰るつもり？」
シャツのボタンを締めながら
私に問うベッキョン
背中を向けて
「…う、うん！お世話になりすぎるのも
よくないしさ、…それに……」
BH「それに？」
「………、チャニョルに、会いたいの」
そう言った瞬間
ドンッと強い音と共に倒れるミニテーブル
「…っ、…べ、べくっ…」
BH「………、ハァッハァッ……
チャニョルチャニョルうっせえんだよ…」
これまでに聞いたことのないくらい
低い男の声
「…ご、ごめんなさい…」
ハッとした表情を見せ、いつものベッキョンの顔に
BH「ご、ごめん。何か、取り乱しちゃった。
ははっ…いいんだ、ごめんね。」
目を泳がして落ち着きのないベッキョン
「…、じ、じゃあ、帰るね」
小さなバッグを一つ手に取り
彼の元から立ち去る
少し怖くて、その場にいられなかった
___昨日から開いていなかった
カカオを開ける
愛しい人の名前が、一番上に来ていた
思わず走る足を止める
【今日、会いたい 7:58】
【家出るんだ 7:58】
【番組の前に、一回でいいから会いたい 7:59】
トクンッと小さく脈打つ心臓
この気持ちは、貴方と初めて出会った
あの日を思い出させる
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せいな(プロフ) - 楽しみに待ってます＼(^^)／ (2015年8月15日 14時) (
レス) id: 2806b0a3d3 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - お話はちゃんと後ほど公開いたします。パスワードはちゃんと外しますのでお待ちください。 (2015年8月15日 13時) (レス) id: 1d2246f2f4 (このIDを非表示/違反報告)
スタァ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！続きのパスワードは公開できるようになったら外されるのでしょうか？ (2015年8月15日 12時) (レス) id: ca85df6dda (このIDを非表示/違反報告)
マオ(プロフ) - パスワード教えてください！いつも楽しみに読んでました！！ (2015年8月15日 11時) (レス) id: 66629e8068 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - パスワード公開は致しません！もう少々お待ちください。 (2015年8月15日 11時) (レス) id: 1d2246f2f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リナ
| 作成日時：2015年4月19日 7時
