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次の日、仕事を急ぎで切り上げる
「お先に失礼します」
すれ違うスタッフ達に挨拶を交わし
足早にスタジオを出ようとする
CY「まって、送ってく」
駆け足で追いかけてくるチャニョル
こんな時でも優しい君
「ありがとう、チャニョル」
スホさんの車を借り、病院まで行く
次第に、自分の顔から笑顔が消えていく
今、会いに行ったところで
何を話せばいいのだろう
CY「A」
「う、うん？」
CY「そんな暗い顔してたら
アイツ悲しむよ。余命宣告されたからって
100%助からないわけじゃないんだ。
0.1%でも、生きれる確率があるんだ。
……ジョンインは今Aを手放したせいで
調子が悪いんだよ。お前がずっと
側に居てあげれば、アイツは死なない」
チャニョル______
CY「……着いたよ。ほら」
エンジンを切り、車内は静まり返る
CY「早く、いけ」
中々ドアを開けない私に
チャニョルは、低くても温かみのある声で
そっと呟いた
CY「……A」
「ごめんなさいっ……うぅっ…」
わからないくらいに溢れる涙
きっと、君が優しすぎるから
その時、ゆっくりとチャニョルの元に
引き寄せられた
CY「あんまり長い事、ここにいると
俺このまま連れて帰っちゃうよ」
「チャニョルっ……」
CY「俺だって辛いんだよっ…
お願いだから、出てけ…」
チャニョルが
泣いている
私の前で初めて
「ごめん、ごめんね…」
チャニョルから離れ
ドアを開ける
「またね…」
首を縦に振る仕草を見せるチャニョル
ドアは閉まり、急発進する車
タイミング良く、ギョンスからの
着信を知らせる携帯電話
G「いまどこ？」
「着いたよ…部屋は前と同じ？」
G「うん。今入り口いるからおいで」
静かな場所に、わたしのヒール音だけが鳴る
G「あ、いたいた。」
缶コーヒーを手に持ち座り込むギョンス
G「…アイツ、今日Aが来ること知らないから」
「え、なにそれ、言っといてよ……」
G「そんな状況じゃねえんだよ」
それほど、容態が______
G「2人で、話したいだろ？」
「……うん」
俺は仕事行くから。そう言って
ジョンインのいる病室の前でギョンスと別れる
ノックをするけど、返ってこない返事に
少しだけ、恐怖を感じたんだ
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160170mc(プロフ) - パスワードを教えていただきたいです^^これからも更新楽しみにしています！！ (2015年5月2日 0時) (
レス) id: 791afab59b (このIDを非表示/違反報告)
さあや(プロフ) - 初めまして！本当に面白くて、感動するところもあってとても泣いてしまいました..笑 もし良ければペアリングを読みたいのでパスワードを教えていただけませんか？ (2015年4月24日 22時) (レス) id: b40bbf75da (このIDを非表示/違反報告)
わたみょん(プロフ) - キュンキュンと涙の連続でとても面白かったです！良かったら続編のパスワード教えて頂けないでしょうか？(´･o･`) (2015年4月24日 22時) (レス) id: d4cf561f84 (このIDを非表示/違反報告)
結菜(プロフ) - とっても面白かったです！続編も読みたいのでよかったらパスワード教えてください(* - -) (2015年4月24日 22時) (レス) id: f8632b760c (このIDを非表示/違反報告)
Rinka - はじめまして！とても面白かったです！よかったらペアリングのパスワード教えて頂きたいです！ (2015年4月24日 21時) (レス) id: 10f9254e7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リナ
| 作成日時：2015年2月27日 8時
