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なに_____？
幸せになんてさせない？
「……まって……」
過ぎ去ろうとする君の服を掴む
CY「……なんですか？ヌナ」
その口調は、その呼び方は
今までの貴方じゃなく
完全な先輩と後輩
そして、君の顏には
いつもの悪魔なんて見えない
"仕事用"の笑顔
「………いや、あの………」
こんな形で呼ばれると思ってなかった
"ヌナ"
CY「ダラと用があるので、それじゃ」
そう言って去って行く2人
私の手は、自然と君から離れた
「……っ…ばいばい」
小さくつぶやく
君の背中に
チャニョル、私ね
貴方が好きだよ
嫌いだなんて1ミリも思ったことないの
それは今もだよ
だからね、泣かないよ
強い女になってから
また君の元へ行くから
__________
長い長い仕事を終え
多分もう、帰って来ることない
チャニョルと私の家へ
荷物まとめなきゃね
「ただいま……」
電気はついてるから、チャニョルは
既に帰っていることがわかる
顏を合わすわけにもいかないので
すぐに階段を駆け上がり
自室へ向かう
自室のドアを開けると
君の部屋から聴こえる懐かしの音
my lady、だっけ
ギターの音にのせて聴こえる
チャニョルの美声
その声は凄く切なそうで
私の心に浸透する
気づけば私も口づさんでいた
けど、すぐにギターの音は消え
片付けをしている用な音と
女の声
《わ〜かっこいい！もっと聴きたいよ〜》
ダラ………………………
そこで私は現実を突きつけられた
そんな気がした
「……気にしたら負け」
部屋に入りすぐにドアを閉める
震える唇をギュッと噛み締めて
引っ越した時に持ってきた
キャリーケースを開き
洋服を詰めて行く
さっき決めたばかりなのに
溢れる涙は、とどまることを知らなかった
「……っ……楽しいこと考えよっ、うん！」
そう言い聞かせるものの
私の中にある楽しいことは
チャニョルとの思い出ばかり
タイミング良く、デートの時にきた
白のニットのワンピースがでてきた
「…いらない」
ハンガーに掛け直して
クローゼットに戻す
部屋は終わったし
後はリビングにあるものと
洗面所かな
チャニョル達と会わないように
静かに階段を降りて行く
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160170mc(プロフ) - パスワードを教えていただきたいです^^これからも更新楽しみにしています！！ (2015年5月2日 0時) (
レス) id: 791afab59b (このIDを非表示/違反報告)
さあや(プロフ) - 初めまして！本当に面白くて、感動するところもあってとても泣いてしまいました..笑 もし良ければペアリングを読みたいのでパスワードを教えていただけませんか？ (2015年4月24日 22時) (レス) id: b40bbf75da (このIDを非表示/違反報告)
わたみょん(プロフ) - キュンキュンと涙の連続でとても面白かったです！良かったら続編のパスワード教えて頂けないでしょうか？(´･o･`) (2015年4月24日 22時) (レス) id: d4cf561f84 (このIDを非表示/違反報告)
結菜(プロフ) - とっても面白かったです！続編も読みたいのでよかったらパスワード教えてください(* - -) (2015年4月24日 22時) (レス) id: f8632b760c (このIDを非表示/違反報告)
Rinka - はじめまして！とても面白かったです！よかったらペアリングのパスワード教えて頂きたいです！ (2015年4月24日 21時) (レス) id: 10f9254e7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リナ
| 作成日時：2015年2月27日 8時
