【Fischer's】対人恐怖症

１５（夢主過去編２） ページ15

「そんな訳っ…」









「そんな訳、ないよ！！



……二人はちょっと見せられたぐらいで裏切る、そんな絆だったの！？

…もう良いよ。私だと思うなら勝手に思っとけば？」







友1「意味わかんない…。 裏切ったのはそっちじゃん。」



扉に手を掛けた瞬間、そう呟かれた。





友2「…っ、そうだよ！！



Aが裏切ったんでしょ！？

最低！！！もう喋りかけないで！」





そっちからそう言ったのに…

なんで、泣いてたの？





もうわからない。
自分がわからないよ…







友1「もう、出て行って。

あんたと関わりたくない。」





友2「……早くしてよ！！」





「もう、大嫌い。



……二人なら信じてくれるって思ってたのに。」



私は勢いよく扉を開け、勢いよく閉めた。





？「…ざまぁみろ。調子に乗るからさぁ…」



「………うるさい」



茜「これ、クラス中に広めたから。明日からクラス中のニンキモノだね〜。」





「私の友達を減らして何がしたいの？」





茜「は？………まぁいいわ。説明してあげる。感謝しなさいよ





勉強も、運動も。

何もできないくせにみんなに好かれてるあんたがうざかったのよ…目障りだったのよ……！！
大体、クラスの人気者は私よ？

なんで……あんたが横取りするのよ！！！」





茜？とかいう人の声が廊下中に響く。

幸い、先生は全員職員室で 生徒もいなかった。



「……り…か……ない…！」



茜「あ？」



「横取りなんかしてない！！
他人に責任を押しつけないでよ！！

あんたが不人気になったのもあんたがあの子虐めたからでしょ！？
今は私のおかげでいいイメージついてるけど」





茜「…なによ！あんたなんていなくても……」

「なにもできないんでしょ？



はぁ。もう帰らせて。怒鳴りすぎた。謝る気はないけど」

そう行って歩いて行った。

１６（夢主過去編３）→←１４ ？（ 夢主過去編 ）

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す