【шτ】日常に色彩を【短編集】 (ページ5)

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小話ページ5

二度目まして、赤雪と申します。

不定期な更新となりましたが、三話お楽しみいただけましたでしょうか。ここらでちょっとした解説や裏話なんかをはさもうかな、と唐突に思い立ち、小話を入れるに至った次第です。ちょっと重い話が多かったですね。自分でも書いていて思いました。重いなぁって。これからも似たようなテイストのものが続きますので、苦手な方はそっとブラウザバックしてください。これからもお付き合いいただける方は、どうぞよろしくお願い致します。

※「濃霧警報」の解釈があります。自己解釈でとどめたい方は飛ばしていただいて構いません。

【換気】
学生ならではの夏の雰囲気を書きたくて書きました。授業中で静かな廊下とか、教室のカーテンを舞い上げて吹き抜けていく風とか。夏が似合う男ですよね、青さんは。このあとAさんと青さんはどうしたんでしょうね。教師に見つかってしっかり叱られたんでしょうか。

【願わくば、彼の生還を。】
翌朝ですね。何とは言いませんが。翌朝の、昨晩の雰囲気や空気が少し残った中に流れる朝特有の時間を描くのが好きです。いつでもそっけない緑さん。それがたとえ己が死ぬ可能性が高い戦いの前だとしても。軍パロを書きたかったのですが、非常に難産でした。2000文字程度で何を言っているんだって感じですけどね。二日間字数オーバーと戦っていました。

【濃霧警報】
かなりシリアスなまま終わらせました。メダルを手にしてすぐに思いついたのですが、この頃見事にAPEXにはまってしまい、かなり間隔があいてしまいました。すみません。
これは、自分の中では赤さん以外は死んでいるという話です。おそらくは、大きな交通事故で。きっとAさんは赤さんの彼女になってからグループに献身的に尽くしていたのでしょう。彼らが死に、ショックで彼らに関する記憶を失うAさん。偶然事故現場に居合わせず、ひとり生き残ってしまった赤さんは、彼らの記憶を無くしたAさんと結婚し何事もなかったかのように生活を続けます。そして赤さんの心の傷も癒えたころ、突如として送られてくる5周年メダル。彼らが死んで、もう10年も経つのに。
メダルを送ってきた人物？…誰でしょうね。

そうそう、タイムカプセル郵便って知ってます？最大で10年後に届ける郵便を依頼できるのだそうです。手紙、はがきはもちろん、小物もできるみたいですよ。やってみたいですね。

それでは、続きをどうぞお楽しみ下さい。