Seat substitute4 ページ5
次の日___
「Aちゃーーん
おはよう♪」
何とも嬉しそうな人物が挨拶してきた。
「お、おはよう……
あれ?まさか、私の席の後ろって……」
「そうだよ!!
私の席だよ!!」
そう言って私の腕を引っ張る
「弥生が後ろなんだね……
煩そうだな…」
最後の言葉は本人が聞こえないくらいくらいの声で呟いた。
弥生は、私達のグループにいるが、基本違う子といる。
強気で、只今病んでる女子
「あっ、Aの前の席…」
弥生が頬を赤らめている
どうやら、春達が言っていた事は本当だったらしい
「Aには、言ってなかったよね……
私、羽柴君が好きなんだ
この事を知ってるのは、春なんだけど……
何故か、千世も知ってたんだよね」
そりゃあ、そうだよ
前、春と千世で遊んでるとき春が言ってたんだから
でも、困ったな……
よりによって、私の席が羽柴君なんて
苦手なんだよね
「A!!また、相談乗ってね♪」
相談って言うのは、自分を偽るのが疲れた……
どうしたら、本当の笑顔になれるのか……
そんなことだった。
しまいには、私に助けを求めてくる
相談されるのはいいけど正直言って私が助けられることじゃない
他力本願はやめてほしい
笑顔作れないんならやめればいいのに
そこで、離れていく友達なんて友達じゃない
そんなの上辺だけの薄っぺらい友情だ……
あっ、訂正するね
友情はなかったね
「A!!」
今日で、弥生に何回名前呼ばれたかな?
チラッと春達を見ると……
「梨夏って、面白いな♪」
「やだなー、春が面白いよ♪」
グループ内で楽しくお喋りしていた。
暫く見つめていると視線に気付いたのか梨夏が振り返った。
なんで、貴方が気づくのよ……
心のなかで悪態をついていると……
「フフッ)______」
!?!?
口パクで伝えてきた。
最悪……
『貴方は、必要ないのよ?』
なんで、こんなことを言われなきゃいけないのよ……
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霧原萌絵 - 最後に感動した(T_T) (2014年3月21日 23時) (レス) id: 51a7de1e8e (このIDを非表示/違反報告)
小夏 - 私も、そんなことありました。 (2014年2月8日 11時) (レス) id: 981fd23b3e (このIDを非表示/違反報告)
清羅(´・ω・`)(プロフ) - いーなー...幽霊の友達欲しい... (2014年2月8日 10時) (レス) id: 536a53e751 (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - いいですね。大賛成です。 (2014年2月4日 22時) (レス) id: a3f359aec3 (このIDを非表示/違反報告)
rinarina(プロフ) - すごく共感することばっかりで、楽しみにしています!がんばってください♪( ´▽`) (2014年1月26日 9時) (レス) id: a5cf067aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琉凜 | 作成日時:2014年1月25日 0時