地 獄 総 ま と め . ページ7
星野Side
夜中あまりの痛さに涙が出てきて枕をびしょびしょにしたり
夜ご飯を吐かずに食べれて一人で喜んだり
車いすに乗って院内を散歩したり
ずっと刺さっていた点滴を抜いたり
たまに来てくれるAの優しさに涙を流したり
優しさの中にたまにぶっこんでくるとんでもないきっついことだったり
病院の中でいろいろなことを経験した。
そして今日退院の日。
看護師さんたちに見送られ、タクシーに乗り込み、まだ少し腫れが残る別人のような自分の顔を見ながらAが待つ家に帰る。
『ただいま！！！』
A「わわっ、一瞬誰かと思った。おかえり！(笑)」
『めっちゃ腫れてるでしょ』
自分の顔を触る。
A「はあぁぁ！安心安心！」
抱きついてくるAを抱きしめる。
『ほんと大好き。支えてくれてありがとう』
A「私は何もできなかったけどね」
『俺はAがいなかったら死んでたから』
『寂しすぎてね。』
A「へへっ(笑)」
『あぁぁぁかわいすぎ！』
優しくキスを落とす。
『よし！ご飯！ご飯食べよ！』
何ヶ月か休み。
これから幸せな6ヶ月間になりそうだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 77人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
芦沢そら(プロフ) - ジゼルさん» 愛読ありがとうございますー！応援よろしくお願いしますっ(笑) (2016年12月29日 21時) (
レス) id: d755489be4 (このIDを非表示/違反報告)
ジゼル - （仮）の時にコメントさせていただいたものです。んん〜！もう最高すぎますよ。これからも応援しています。 (2016年12月29日 21時) (レス) id: 10fdbe1b03 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：芦沢そら | 作成日時：2016年12月29日 13時
