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星野Side
一人になった瞬間とんでもない頭痛。
ずっと吐きそう。
天井を見つめてると視線の端に赤いチューブが見えた。
…………なんだろ。
わざわざナースコールを押して聞くのもおかしい話だ。
Aに聞こう。
必死になりながら机の上においてあるケータイを出して電話を繋ぐ。
A「ん？どうした？」
もう病院についたんだろう。
電話の奥で少し騒がしい声が聞こえる。
『なんか赤いチューブみたいなのが頭につながってるんだけど何？』
A「あぁ、それね、頭から出てくる血を逃してんの」
『えっ』
A「心配しなくて大丈夫よ(笑)」
A「あとね、明後日ぐらい顔腫れると思うけど、2.3日で治るから。」
『そっか…』
A「明日手術の予定あって行けないから、明後日行くね。」
A「またなんかあったら電話して？」
電話越しでもAの優しさが伝わってくる。
『ありがと。だいすき。』
看護師((きゃあぁぁぁぁ))
電話ごしにいつもの看護師さんの叫び声が聞こえる(笑)
看護師((らぶらぶやないですかあぁぁぁ))
A「照れるからやめて(笑)
ありがと。じゃーね。」
『うん。』
あーあ。また一人か。
手術が終わって2日目。痛みも最強レベルで動くことも座ることも食べることも出来ない。
『明後日を楽しみに寝よ。』
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芦沢そら(プロフ) - ジゼルさん» 愛読ありがとうございますー！応援よろしくお願いしますっ(笑) (2016年12月29日 21時) (
レス) id: d755489be4 (このIDを非表示/違反報告)
ジゼル - （仮）の時にコメントさせていただいたものです。んん〜！もう最高すぎますよ。これからも応援しています。 (2016年12月29日 21時) (レス) id: 10fdbe1b03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芦沢そら | 作成日時：2016年12月29日 13時
