ずっと前から君が好きでした。2

男子side ページ5

深瀬side



A遅いなぁ…






まあ、女子だし浴衣着てるからしょうがないのかな？








なかじんたちは、何してるかな？






なかじんにLINE送っとこ♪



深瀬▶▷なかじーん






なかじん▶▷なにー？






深瀬▶▷あ、返信きた笑






なかじん▶▷だって、さおりちゃんトイレ行ったから笑






深瀬▶▷偶然！Aも行ったんだよねー






なかじん▶▷戻ってくるの遅くない？







深瀬▶▷まあ、女子はいろいろあるんだろうけどさ…もう30分くらいたつしね…








なかじん▶▷どうする？見に行ってみる？








深瀬▶▷だな。Aとさおりちゃんになにかあったりしたら、大変だしな








なかじん▶▷じゃあ、たこ焼き屋の前で








深瀬『なかじん！行こう！』








なかじん「あぁ！」







トイレに向かって歩いていくと…







俺の横に大好きな子の匂いがして…








一瞬でなくなった…







疑問を感じた…









匂いのした方をみると…









Aだ！！！








誰だあれ？









知らない男と手を繋い…






いや、無理矢理ひっぱられてる








深瀬『くそっ…なかじん行くわ』









なかじん「えっ！ちょっと！深瀬！」









オレはなかじんの言葉を聞かずに全力で走った…








そして手をつかんだ…









深瀬『A！』







A「慧……」








思った通り大好きな子は涙目…







俺に抱きついてきた







？「てめぇ、はなせ。オレの女だ。」







深瀬『は？何言ってんすか？はなせよ。オレの女なんだけど』








？「お前、彼氏か？」







深瀬『ああ』





？「ちぇっ」








舌打ちをして帰っていった







A「…(＞＜)」






深瀬『A…もう大丈夫だよ？痛いとこない？』






A「…うん、ごめんね」







深瀬『謝らなくていいよ』







深瀬『なかじんたちのとこ、行こっか！』






手をつないで歩き出した…

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