4 ページ9
「空って凄いんだなぁ………」
パイモン「そういや、ここ仙人の気配全くしないけど、本当にいるのか?」
「いる筈……うん、多分出てきてくれる!!
夜叉くんは優しい仙人だから……な。」
冬で凍えて、寝る場所がないって時にばったりあって、しょーり先生や留雲借風真君のとこに連れてってくれたもんな……!!
空「何処に行こうか?」
「取り敢えず、二手に別れて、探そうか!!」
望舒旅館の何処にいるかは知らないんだよ……
望舒旅館によくいるってのは知ってるし、会った事だってあるんだけど……いつも別の場所だからなぁ……
「おれはこっちを探すから、空達は上をお願い!!」
そう言って、おれは望舒旅館の隅から隅まで、探した
そして、全然見つかない……ダメだぁ………
夜叉くんの気配はさっきからするのに、どこにもおらん……えぇ、嫌われてるのかなぁ……
魈「癒姫、元気だったか?」
「夜叉くん!!何処にいたの?!あと、元気だよ!!」
魈「我を探しておったのか?」
「あ、こっち来てもらっていい?旅人が、仙人に会わないといけなくてなぁ!!」
魈「……禁忌滅却の札を持つ人の子か?」
「あ、知ってるならあったのかぁ!!一足遅かった!」
「あ、聞いたとは思うけど、先生について……」
魈「聞いておらぬぞ?
人の子らが、仙人といるのは危険と判断し、我が去った」
「え?!早とちりにも程があるよぉ……まぁ、おれからと彼からだと、重大さが変わってくるから、後で出会った時は聞いてあげて!!」
だって、おれはその体験をしてないからな、濡れ衣を着せられた本人が話した方がいいだろね
衰弱するってなったら、止められる様にしなくちゃ……
58人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もなかじゃんぼ - 数少ないBLをありがとう。。更新頑張ってください! (2022年5月24日 8時) (レス) @page5 id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪花 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/snjiiu2/
作成日時:2022年5月22日 22時