風に乗って運ばれるは、花の香り (ページ15)

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パイモン「なんで、こんなとこに足のテーブルと、食器と壺が？」
そうパイモンが、おれらがよくお茶会をしている所を不思議そうに見ている

空「椅子に何か書いてある……此処に留雲が居る、此処に帰終が座る、此処を帝君が借りた
……此処に花が咲く」

咲くなんて、表現されてたのかよ。マジか。
パイモン「もしかして、帝君は岩王帝君の事か？帰終は……なんだ？」

「帰終は人間で言うとかの帝君の友達みたいなとこ。
おれも何回か会った事はあるが、そこまで覚えてないな……」

パイモン「花はなんだ？……お前か？」
そうパイモンに指を指されたので、少しドヤ顔をしておいた

「一時期帝君の所とここを行き来してたからなぁ、多分おれだ。」
空「自称一般突然変異トリックフラワー。」

パイモン「名前がもっと長くなったな！！」
いや、おれには、ウェンティやしょーり先生につけてもらった名がちゃんとあるんだけど……

パイモン「でも、こういうのが置いてあるってのは、きっとここは留雲借風真君が食事をする所なんだな！！
って事は、好物を置けば気が引けるかもな！！」

「……好物かは、わからないけど、仙人達の食べていた料理ならできるよ。」
パイモン「本当か？！なら、今回はお前に任せる！！」

空「消しかすは作らないでよ？」
「作るか！！」

おれをなんだと思ってるんだ？