風に乗って運ばれるは、花の香り

8 ページ13

空「琥珀人を探すか。」
「空ぁ〜勝手に牢で罰を受けてる、囚人を離していいのかぁ？」

そう空に聞くと、返事が返って来なかった
少し残念だったけど、すぐに立ち直って空について行った

空「癒姫ここの琥珀の性質わかる？」

「話を聞け。まぁ、地面から生えてる琥珀は……」
そう琥珀の歴史やらなんやらを言っておいた

パイモン「無駄に長い……」
「て事で、空探すのは手伝うから、頑張れよ。」

そう応援しておいた
そして、数分後には、ヒルチャールに追いかけられている空が李当を連れてきている光景があった

「なにしてんのぉ？！」
パイモン「琥珀の中から、ヒルチャールが出てきたんだ！！」

そう話を聞きながら、空に当たらぬように剣でヒルチャールを仕留めた

空「李当を連れてくるのに必死でヒルチャールを倒すのを忘れてた。」
「ドジにも程があるだろ！！」

そう少し怒りながら言うと、李丁のとこに着いた

李丁「仙人の使い様よ！！俺の兄弟を助けてくれて、ありがとうございます！！」
空「どういたしまして、で、君達は仙人を見た事ある？」

李丁「うん？あぁ……俺らも噂程度には聞いたことある……ここが琥牢山が仙人の敷地だってことはな
でも、俺らみたいな凡人が仙人に会うなんて、夢のまた夢だ」

え、てことは空とパイモンは凡人じゃないのか？
衝撃の事実だぁ！！

李丁「おっと、これ以上仙人の敷地でうるさくしてはいけない……俺らは帰るとする。本当に皆さんありがとうございます。」

そうお辞儀して帰って行った

9→←7

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す