風に乗って運ばれるは、花の香り

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そして、何故か先程あった夜叉くんの元に連れていかれ
色んな重い話をした後に、おれのご飯の話になった

何故だ、おれはきちんと三食食べているじゃないか。

パイモン「お前、花しか食べてないのか？今日は空の作った料理を食わせてやろうぜ！！」
空「そうだね、ほら、おいで」

魈「癒姫をよろしく頼むぞ。」
そう言うと、また消えた
「ちゃんとおれは、三食食ってるじゃないか！！何処がダメなんだ！！」

空「三食がスイートフラワーな所。」
「甘雨ちゃんだって、植物しか食べてない！！」

空「スイートフラワー単体を三食は栄養が偏るでしょ」
なんでだ！！

パイモン「空の料理は旨いんだ！！だから、料理を食べた後にまた行くぞ！！」
「わかったよ……」

そして、ヒルチャールの巣を破壊した跡地で、色んな物を口に突っ込まれた後、琥牢山に連れてこられた

「もうおれの口には、なんも入らないからなぁ……」
パイモン「でも、空の料理は旨かっただろ？」

「美味しいは美味しいけど……おれの胃の広さ考えてくれよ……今五倍くらいに広がってるぞ……」
空「あの量で五倍なら、パイモンの5分の1くらいの胃なんだな」

冷静に分析するなよぉ……スイートフラワーしか、食ってないんだ

パイモン「おい！！オイラの胃はそんなにデカくないぞ！！」

？「あぁ……仙人様！！お願いします！！どうか、俺ら兄弟に慈悲を……」

あの人も家族探してるのかぁ？
空「どうしたんだ？」

？「お、お前は……誰だ？どこから来たんだ……？」
パイモン「こっちが聞いてるのに……」

「おれは癒姫で、この人が空でこっちの白いのがパイモンだ」
？「あっ！！もしや、この絶雲の間を安全に行き来できると言うことは……」

あ、なんか、嫌な予感がする。
絶対に仙人関係で言われるな。

？「あなた方はきっと、仙人の使いなのだな！！
俺ら兄弟を助ける為に仙人様が使わせし者達なのですね！！」

あー、今回は仙人の使いかぁ〜

でもまぁ、前の仙人本人だと思われたのよりはインパクト欠けるなぁ〜

パイモン「ちょっとこの人何言ってるのかわからない……」

まぁ、初見だとなるよな。
おれもなったから、わかるぞ。

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